3.6 [イベント詳細]画面
[イベント詳細]画面には,JP1イベントの詳細な属性情報が表示されます。この画面は,次の方法で表示できます。
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[イベントコンソール]画面で[表示]−[イベント詳細表示]を選択する。
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[関連イベント一覧]画面でJP1イベントを一つ選択し,右クリックして表示されるポップアップメニューから[イベント詳細表示]を選択する。
[イベント詳細]画面を次に示します。
[コマンド]ボタンを有効にした場合,次のように,[イベント詳細]画面下部のボタンに[コマンド実行]ボタンが追加された状態で表示されます。
JP1/Service Support連携機能が有効の場合,次のように,[イベント詳細]画面下部のボタンに[インシデント登録]ボタンが追加された状態で表示されます。
事象発生元ホストの性能レポート表示機能が有効の場合,次のように,[イベント詳細]画面下部のボタンに[性能表示]ボタンが追加された状態で表示されます。
- メモ
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BJEXまたはJP1/AS連携用の機能を有効にした場合は,表示される項目が一部異なります。BJEXまたはJP1/AS連携用の機能を有効にした場合の画面については,「3.44.3 [イベント詳細]画面」を参照してください。
表示項目を次に示します。
- [編集]
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[イベント詳細(編集)]画面を表示します。[編集]は,統合監視DBおよびメモ情報の設定をした場合にだけ表示されます。JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [前イベント]
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イベント一覧で一つ上に表示されているJP1イベントの詳細情報を表示します。なお,次の場合は,このボタンは非活性です。
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[イベントコンソール]画面で複数のイベントを選択している場合
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イベント一覧の先頭に表示されているJP1イベントを選択している場合
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- [次イベント]
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イベント一覧で一つ下に表示されているJP1イベントの詳細情報を表示します。なお,次の場合は,このボタンは非活性です。
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[イベントコンソール]画面で複数のイベントを選択している場合
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イベント一覧の最後尾に表示されているJP1イベントを選択している場合
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- [イベント属性]
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JP1イベントの属性名と属性値が表示されます。属性の種類はイベントによって異なります。
- [メッセージ]
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JP1イベントのメッセージテキストが表示されます。
- [変更後/変更前]
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表示メッセージ変更機能によって変更したメッセージ,変更前のメッセージの表示をラジオボタンで切り替えます。[変更後]を選択すると,「メッセージ(変更後)」を表示し,[変更前]を選択すると,変更前の「メッセージ」を表示します。
メッセージを変更していないJP1イベントの場合(E.@JP1IM_CHANGE_MESSAGEが1以外の場合)は,ラジオボタンは非活性で,[変更前]を選択した状態になります。
[前イベント]ボタン,または[次イベント]ボタンでイベントを移動した場合は,ラジオボタンの選択状態は保持されます。ただし,メッセージを変更していないJP1イベントの場合は,[変更前]を選択した状態となります。
10-50以前からバージョンアップインストール後にjimdbupdateコマンドでIMデータベースを更新していない場合,ラジオボタンは非活性で[変更前]を選択した状態になります。
- [ガイド]
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表示されているJP1イベントに対応したイベントガイド情報が表示されます。なお,JP1イベントに対応するイベントガイド情報がない場合は,KAVB1588-Iのメッセージが表示されます。
イベントガイド機能が無効になっている場合は,[ガイド]は表示されません。
[ガイド]に表示されるイベントガイド情報は,あらかじめイベントガイド情報ファイルに記述しておく必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「イベントガイド情報ファイル(jco_guide.txt)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
- [メモ]
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JP1イベントに設定したメモ情報を表示します。[メモ]は,統合監視DBおよびメモ情報の設定をした場合だけ表示されます。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「5.7 メモ情報の設定」を参照してください。
- [コマンド実行]
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コマンドを実行するための[コマンド実行]画面を表示します。このボタンは,[コマンド]ボタンを有効にした場合だけ表示されます。JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
[コマンド]ボタンを設定する手順については,Windowsの場合,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「1.16 コマンド実行環境の設定(Windowsの場合)」,UNIXの場合,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「2.15 コマンド実行環境の設定(UNIXの場合)」を参照してください。
- [モニター起動]
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表示されているJP1イベントのモニター画面を起動します。このボタンは,モニター画面が設定されていないJP1イベントが表示されているときは,クリックできません。
- [アクション結果]
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表示されているイベントに自動アクションが設定されている場合に,アクションの結果を表示します。ボタンをクリックすると,[アクション結果]画面が表示されます。
- [インシデント登録]
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表示されているJP1イベントをインシデントとして登録するために,JP1/Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面を起動します。
このボタンは,JP1/Service Support連携機能が有効の場合にだけ表示されます。
JP1/Service Support連携機能の設定の詳細については,次を参照してください。
- JP1/Service Supportとの連携
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参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「10.1 JP1/Service Supportとの連携」
- JP1/Service Supportの画面呼び出し設定手順
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参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「11.1.1 JP1/Service Support画面呼び出し設定」
- 関連定義ファイル
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参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)」(2. 定義ファイル),および「インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)」(2. 定義ファイル)
また,次の場合,このボタンは非活性となります。
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JP1_Console_User権限しか持たないJP1ユーザー,またはどの権限も持たないJP1ユーザーでJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)に接続している場合
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[イベントコンソール]画面でJP1イベントを選択していない場合
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[イベント検索]で接続先ホスト以外のホストを検索し,そのホストに登録されたJP1イベントの詳細を表示した場合
発生元ホストのマッピングを有効にした場合,インシデントとして登録できるJP1イベントの属性が変化します。
インシデントとして登録できるJP1イベントの属性の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「10.1.1 JP1/Service Supportと連携する場合にインシデントとして登録できるJP1イベントの属性」を参照してください。
- メモ
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KAVB0291-Eのメッセージが[メッセージ]欄に表示されている場合,[インシデント登録]ボタンは非活性となります。
この現象は,JP1/BaseのイベントDBがラップしたことによってJP1イベント情報もラップした場合など,[イベント詳細]画面に表示するイベント詳細情報を取得できなかったときに発生します。
- [性能表示]
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イベント一覧で選択したイベントの事象発生元ホストを対象として,事象が発生した時刻の性能を示すJP1/PFM - Web Consoleのレポート画面を起動します。
このボタンは,事象発生元ホストの性能レポート表示機能が有効の場合にだけ表示されます。事象発生元ホストの性能レポート表示機能の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「10.7 JP1/PFMとの連携」を参照してください。
次の場合,このボタンは非活性となります。
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[イベントコンソール]画面でJP1イベントを選択していない場合
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[イベントコンソール]画面で複数のJP1イベントを選択している場合
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ダミーイベントを選択している場合
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