12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料
トラブルが発生したときに採取が必要な資料を示します。必要な資料が不足している場合や,採取した資料が現象が発生したときのものでない場合は,調査ができないことがあります。
なお,JP1では採取が必要な資料を一括採取するための資料採取ツールを用意しています。資料採取ツールで採取できる資料は,OSのシステム情報やJP1の情報です。次からはWindows,UNIXのそれぞれの場合について説明します。
- ■ジョブ監視機能を使用する場合
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統合エージェントホストで,連携コマンド(ajseventmetrics)が出力するファイルを,手動で採取する必要があります。連携コマンド(ajseventmetrics)については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド」を参照してください。
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Script exporter設定ファイルに設定した連携コマンド(ajseventmetrics)の引数に-dオプションまたは-lオプションを指定していない場合
JP1/AJS3の資料採取ツールで採取します。
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Script exporter設定ファイルに設定した連携コマンド(ajseventmetrics)の引数に-dオプションまたは-lオプションを指定している場合
各オプションで指定しているディレクトリを採取します。
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