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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド


12.4.2 JP1/IM - Agentの資料採取方法

〈この項の構成〉

(1) Windowsの場合

(a) 統合エージェントホスト

  1. 統合エージェントホストにログインする。

  2. jima_logコマンド(資料採取ツール)を実行する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下にjp1defaultフォルダが作成され,そこに採取した資料が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  3. 次のファイルを手動で採取する。

    採取する資料

    採取対象

    製品情報

    SAPシステムのログ抽出コマンドがセットアップ済みの場合,次のファイルを手動で採取します。

    • 環境パラメーター設定ファイル(任意の名前.ini

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したRFCライブラリ

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したCRTライブラリ

    • 環境パラメーター設定ファイルのWORKDIRに設定しているパスに格納されている次のファイル

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのログファイル(任意の名前

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのトレースファイル(コマンド名.logコマンド名.dat

      ・RFCライブラリが出力するトレースファイル(dev_rfc*

      環境パラメーター設定ファイル,または,SAPシステムのログ抽出コマンド実行時の引数で,上記ファイルの格納先ディレクトリを変更した場合は,変更後のディレクトリも採取する必要があります。

    • SAPシステムのログ抽出コマンドのインストール時の配置先\agtmフォルダ

      パスワードなどの機密情報が含まれる場合は,採取したあとの定義ファイルから該当する定義を削除してください。

(b) クラスタシステムでの統合エージェントホスト

  1. 実行系の統合エージェントホストにログインする。

  2. -lオプションを指定してjima_logコマンド(資料採取ツール)を実行する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に論理ホスト名フォルダが作成され,そこに採取した資料が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  3. 待機系の統合エージェントホストにログインする。

  4. -lオプションを指定せずにjima_logコマンド(資料採取ツール)を実行し,物理ホストの情報だけを採取する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に論理ホスト名フォルダがされ,そこに採取した資料が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  5. 次のファイルを手動で採取する。

    採取する資料

    採取対象

    製品情報

    SAPシステムのログ抽出コマンドがセットアップ済みの場合,次のファイルを手動で採取します。

    • 環境パラメーター設定ファイル(任意の名前.ini

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したRFCライブラリ

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したCRTライブラリ

    • 環境パラメーター設定ファイルのWORKDIRに設定しているパスに格納されている次のファイル

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのログファイル(任意の名前

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのトレースファイル(コマンド名.logコマンド名.dat

      ・RFCライブラリが出力するトレースファイル(dev_rfc*

      環境パラメーター設定ファイル,または,SAPシステムのログ抽出コマンド実行時の引数で,上記ファイルの格納先ディレクトリを変更した場合は,変更後のディレクトリも採取する必要があります。

    • SAPシステムのログ抽出コマンドのインストール時の配置先\agtmフォルダ

      パスワードなどの機密情報が含まれる場合は,採取したあとの定義ファイルから該当する定義を削除してください。

(c) コンテナでの統合エージェントホスト

12.4.2(1)(a) 統合エージェントホスト」と同じです。

(d) 統合マネージャーホスト

統合エージェント管理基盤(imbase,imbaseproxy)に関する情報を,資料採取ツール(jim_log.bat)で採取します。

採取対象のファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録A.4(1)統合マネージャーホスト(Windows)」のファイル・フォルダ一覧を参照してください。

(e) クラスタシステムでの統合マネージャーホスト

12.4.2(1)(d) 統合マネージャーホスト」と同じです。

(f) 監視対象のAIXホスト(Node exporter for AIXを配置した場合)

  1. 監視対象のAIXホストにログインする。

  2. jima_log_aixコマンド(資料採取ツール)を実行する。

    jima_log_aixコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に,採取した資料の圧縮ファイル「jima_log_aix.tar.gz」が格納されます。

    jima_log_aixコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log_aix」(1. コマンド)を参照してください。

(2) UNIXの場合

(a) 統合エージェントホスト

  1. 統合エージェントホストにログインする。

  2. jima_logコマンド(資料採取ツール)を実行する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に,採取した資料の圧縮ファイル「jima_log.tar.gz」が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  3. 次のファイルを手動で採取する。

    採取する資料

    採取対象

    製品情報

    SAPシステムのログ抽出コマンドがセットアップ済みの場合,次のファイルを手動で採取します。

    • 環境パラメーター設定ファイル(任意の名前.ini

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したRFCライブラリ

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したCRTライブラリ

    • 環境パラメーター設定ファイルのWORKDIRに設定しているパスに格納されている次のファイル

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのログファイル(任意の名前

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのトレースファイル(コマンド名.logコマンド名.dat

      ・RFCライブラリが出力するトレースファイル(dev_rfc*

      環境パラメーター設定ファイル,または,SAPシステムのログ抽出コマンド実行時の引数で,上記ファイルの格納先ディレクトリを変更した場合は,変更後のディレクトリも採取する必要があります。

    • /opt/jp1pc/agtmディレクトリ

      パスワードなどの機密情報が含まれる場合は,採取したあとの定義ファイルから該当する定義を削除してください。

(b) クラスタシステムでの統合エージェントホスト

  1. 実行系の統合エージェントホストにログインする。

  2. -lオプションを指定してjima_logコマンド(資料採取ツール)を実行する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に,採取した資料の圧縮ファイル「論理ホスト名.tar.gz」が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  3. 待機系の統合エージェントホストにログインする。

  4. -lオプションを指定せずにjima_logコマンド(資料採取ツール)を実行し,物理ホストの情報だけを採取する。

    jima_logコマンドを実行すると,-fオプションで指定した資料格納ディレクトリの下に,採取した資料の圧縮ファイル「論理ホスト名.tar.gz」が格納されます。

    jima_logコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jima_log」(1. コマンド)を参照してください。

  5. 次のファイルを手動で採取する。

    採取する資料

    採取対象

    製品情報

    SAPシステムのログ抽出コマンドがセットアップ済みの場合,次のファイルを手動で採取します。

    • 環境パラメーター設定ファイル(任意の名前.ini

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したRFCライブラリ

    • SAPシステムのログ抽出コマンドの構築時に配置したCRTライブラリ

    • 環境パラメーター設定ファイルのWORKDIRに設定しているパスに格納されている次のファイル

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのログファイル(任意の名前

      ・SAPシステムのログ抽出コマンドのトレースファイル(コマンド名.logコマンド名.dat

      ・RFCライブラリが出力するトレースファイル(dev_rfc*

      環境パラメーター設定ファイル,または,SAPシステムのログ抽出コマンド実行時の引数で,上記ファイルの格納先ディレクトリを変更した場合は,変更後のディレクトリも採取する必要があります。

    • /opt/jp1pc/agtmディレクトリ

      パスワードなどの機密情報が含まれる場合は,採取したあとの定義ファイルから該当する定義を削除してください。

(c) コンテナでの統合エージェントホスト

12.4.2(2)(a) 統合エージェントホスト」と同じです。

(d) 統合マネージャーホスト

統合エージェント管理基盤(imbase,imbaseproxy)に関する情報を,資料採取ツール(jim_log.sh)で採取します。

採取対象のファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録A.4(2)統合マネージャーホスト(Linux)」のファイル・ディレクトリ一覧を参照してください。

(e) クラスタシステムでの統合マネージャーホスト

12.4.2(2)(d) 統合マネージャーホスト」と同じです。

(f) 監視対象のAIXホスト(Node exporter for AIXを配置した場合)

12.4.2(1)(f)監視対象のAIXホスト(Node exporter for AIXを配置した場合)」と同じです。