12.2.2 JP1/IM - Agentのログ情報
- 〈この項の構成〉
(1) Prometheus serverのログ
Prometheus serverのログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
-
Windowsの場合
サービス定義ファイルで指定します。
-
Linuxの場合
ユニット定義ファイルで指定します。
指定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)のサービス定義ファイルとユニット定義ファイルを参照してください。
-
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\prometheus_server\jpc_prometheus_server_service.(err|out).log
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/prometheus_server/prometheus_service
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
Prometheus serverが,稼働中に標準出力または標準エラー出力に出力したテキストデータを出力します。
(2) Alertmanagerのログ
Alertmanagerのログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
-
Windowsの場合
サービス定義ファイルで指定します。
-
Linuxの場合
ユニット定義ファイルで指定します。
指定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)のサービス定義ファイルとユニット定義ファイルを参照してください。
-
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\alertmanager\jpc_alertmanager_service.(err|out).log
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/alertmanager/alertmanager_service
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
Alertmanagerが,稼働中に標準出力または標準エラー出力に出力したテキストデータを出力します。
(3) Exporterのログ
Exporterのログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
-
Windowsの場合
サービス定義ファイルで指定します。
-
Linuxの場合
ユニット定義ファイルで指定します。
指定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)のサービス定義ファイルとユニット定義ファイルを参照してください。
-
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\Exporter名\jpc_Exporter名_service.(err|out).log
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/Exporter名/Exporter名_service
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
Exporterが,稼働中に標準出力または標準エラー出力に出力したテキストデータを出力します。
(4) サービス制御のログ
-
Windowsの場合
サービスの起動と停止を行ったときのログが出力されます。
-
Linuxの場合
ログは出力されません。
- ログサイズの上限と面数
-
ログが一定のサイズになったときにローテーションします。ログサイズの上限と面数は指定できません。
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\prometheus\jpc_prometheus_server_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\alertmanager\jpc_alertmanager_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\Exporter名\jpc_Exporter名_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\fluentd\jpc_fluentd_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\imagent\jpc_imagent_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\imagentproxy\jpc_imagentproxy_service.wrapper.log
Agentパス※\logs\imagentaction\jpc_imagentaction_service.wrapper.log
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
Windowsサービス化プログラムが出力したテキストデータを出力します。
- 出力する契機とサイズ
-
サービス制御のログに出力する契機とサイズの目安を,次に示します。
契機
サイズの目安
(バイト)
出力例
サービスの起動
750
2021-11-22 14:18:48,135 DEBUG - Starting WinSW in service mode
2021-11-22 14:18:48,394 INFO - Starting prometheus.exe --config.file="jpc_prometheus_server.yml" --web.read-timeout=5m --web.max-connections=10 --web.enable-lifecycle --storage.tsdb.path="data/" --storage.tsdb.retention.time=0d --storage.remote.flush-deadline=2m --rules.alert.for-outage-tolerance=1h --rules.alert.for-grace-period=10m --rules.alert.resend-delay=1m --alertmanager.notification-queue-capacity=10000 --log.level=info --log.format=logfmt
2021-11-22 14:18:50,805 INFO - Started process 17384
2021-11-22 14:18:50,826 DEBUG - Forwarding logs of the process System.Diagnostics.Process (prometheus) to WinSW.SizeBasedRollingLogAppender
サービスの停止
300
2021-11-22 14:12:04,083 INFO - Stopping jpc_prometheus
2021-11-22 14:12:04,084 DEBUG - ProcessKill 16492
2021-11-22 14:12:04,108 DEBUG - Stopping process 16492...
2021-11-22 14:12:04,141 DEBUG - Process 16492 canceled with code 0.
2021-11-22 14:12:04,176 INFO - Finished jpc_prometheus
- 削除方法
-
ログファイルを,移動またはリネームして退避します。退避したあとは,ユーザーがログを出力する操作を行ったときに,プログラムがログファイルを作成します。ログファイルを退避するときに,サービスを停止させる必要はありません。
退避したファイルは,不要と判断したときに手動で削除します。
(5) Fluentdのログ
Fluentdのログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
-
Windowsの場合
サービス定義ファイルで指定します。
-
Linuxの場合
ユニット定義ファイルで指定します。
指定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」(2. 定義ファイル)のサービス定義ファイルとユニット定義ファイルを参照してください。
-
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\fluentd\jpc_fluentd_service.(err|out).log
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/fluentd/fluentd_server
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
Fluentdが,稼働中に標準出力または標準エラー出力に出力したテキストデータを出力します。
(6) コマンドのログ
コマンドのログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
ログサイズの上限と面数はコマンドごとに決まっています。変更できません。
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※\logs\tools\コマンド名.*
- 注※
-
クラスタの場合,物理ディスクに出力するコマンドと共有ディスクに出力するコマンドがあります。共有ディスクに出力するコマンドの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/tools/コマンド名.*
- 注※
-
クラスタの場合,物理ディスクに出力するコマンドと共有ディスクに出力するコマンドがあります。共有ディスクに出力するコマンドの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- 出力形式
-
日付 ログ内容
(7) 統合エージェント制御基盤のログ
(a) 公開ログ
統合エージェント制御基盤の公開用のログが出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
統合エージェント制御基盤の定義ファイルで指定します。
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※¥logs¥imagent¥
Agentパス※¥logs¥imagentproxy¥
Agentパス※¥logs¥imagentaction¥
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/imagent/
/opt※/jp1ima/logs/imagentproxy/
/opt※/jp1ima/logs/imagentaction/
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- ファイル名
-
jima_message.log※1
jima_message-YYYY-MM-DDThh-mm-ss.sss.log※2
- 注※1
-
ログが規定のサイズに達すると,ログファイル名に「-YYYY-MM-DDThh-mm-ss.sss.log」付与して,ローテーションします。
- 注※2
-
出力先のログファイル名を新しい日付にリネームし,一番古いログファイルを削除します。
- 出力形式
-
日時 PID ジョブ識別子 メッセージID メッセージ
(b) 起動時の設定値ログ
統合エージェント制御基盤が起動時に読み込んだ設定値が出力されます。
- ログサイズの上限と面数
-
ログサイズと面数はシステムで固定です。ユーザーによる変更はできません。
- 出力先
-
-
Windowsの場合
Agentパス※¥logs¥imagent\
Agentパス※¥logs¥imagentproxy\
Agentパス※¥logs¥imagentaction\
注※ クラスタの場合は「共有フォルダ\jp1ima」に読み替えてください。
-
Linuxの場合
/opt※/jp1ima/logs/imagent/
/opt※/jp1ima/logs/imagentproxy/
/opt※/jp1ima/logs/imagentaction/
注※ クラスタの場合は「共有ディレクトリ」に読み替えてください。
-
- ファイル名
-
jima_setting.log※1
jima_setting-YYYY-MM-DDThh-mm-ss.sss.log※2
- 注※1
-
ログが規定のサイズに達すると,ログファイル名に「-YYYY-MM-DDThh-mm-ss.sss.log」付与して,ローテーションします。
- 注※2
-
出力先のログファイル名を新しい日付にリネームし,一番古いログファイルを削除します。
- 出力形式
-
日時と設定値がわかるログを出力します。