8.1.1 [実行コマンド]でコマンドを実行する
次の操作には,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。
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エージェントホストでコマンドを実行する。
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マネージャーホストでコマンドを実行する。
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クライアントアプリケーションを実行する。
なお,イベント情報を引き継ぐコマンドを実行する場合は,JP1イベントを選択してから実行してください。
操作方法を次に示します。
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[イベントコンソール]画面で,[オプション]−[コマンド実行]を選択する,またはツールバーからをクリックする。
[コマンド実行]画面が表示されます。
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[コマンド種別]を選択する。
管理対象ホスト(エージェントホストまたはマネージャーホスト)上のコマンドを実行する場合は,[管理対象ホストのコマンド]ラジオボタンを選択します。
クライアントアプリケーションを実行する場合は,[クライアントアプリケーション]ラジオボタンを選択します。
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必要に応じて,[引き継ぎ情報]を指定する。
イベント情報を引き継ぐ場合は,[情報を引き継ぐ]チェックボックスをチェックします。
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[実行ホスト名]にコマンドを実行するホストを指定する。
実行ホスト名には,システム構成定義で管理対象ホストに設定したホスト名を指定します。
過去に指定したホスト名をリストボックスから選択できます。リストボックスには,過去に指定したホスト名が最大5個保存されます。
手順3で[情報を引き継ぐ]チェックボックスをチェックした場合は,イベント情報が引き継がれ,自動で入力されます。
コマンドの実行ホストには,ホストグループ名も指定できます。ホストグループ名を指定すると,ホストグループを構成するすべてのホストでコマンドが実行されます。指定できるホストグループ名は,ログインしているマネージャーで定義されているホストグループ名です。
ホストグループを定義する手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「1.16 コマンド実行環境の設定(Windowsの場合)」,「2.15 コマンド実行環境の設定(UNIXの場合)」を参照してください。
また,業務グループまたは監視グループを設定している場合,業務グループまたは監視グループを実行ホスト名に指定できます。実行ホスト名に次のように指定してください。
- 例:業務グループ「経営システム」を実行ホスト名に指定する場合
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/経営システム
指定方法に関する詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.1.4(3) 業務グループの指定方法」を参照してください。
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[実行コマンド]で実行するコマンドを指定する。必要に応じて,[環境変数ファイル]も指定する。
実行するコマンドラインを[実行コマンド]に入力します。
過去に指定したコマンドをリストボックスから選択することもできます。また,過去に指定したコマンドの履歴を消したい場合は,[履歴のクリア]ボタンをクリックします。
[環境変数ファイル]には,コマンド実行先ホストにある環境変数ファイルを絶対パスで指定します。
実行できるコマンドを次に示します。
コマンドを実行するホストがWindowsの場合
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実行形式ファイル(.com,.exe)
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バッチファイル(.bat)
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JP1/Scriptのスクリプトファイル(.spt) (ただし,.sptファイルが実行できるよう関連づけが設定されていること)
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自動アクションで実行できるアプリケーションに関連づけられているファイルタイプ(拡張子)を持つデータファイル(.vbsなど)
コマンドを実行するホストがUNIXの場合
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UNIXのコマンド
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シェルスクリプト
ただし,次のようなコマンドは実行できません。
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対話操作を必要とするコマンド
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画面を表示するコマンド
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エスケープシーケンスや制御コードを伴うコマンド
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デーモンなどの,終了しないコマンド
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Windowsメッセージ機構,DDEなど,デスクトップとの対話が必要なコマンド(Windowsの場合)
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shutdownやhaltなど,OSをシャットダウンするコマンド
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[実行]ボタンをクリックする。
- [引き継ぎ情報]で[情報を引き継ぐ]チェックボックスをチェックしない場合
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[コマンド種別]で選択したコマンド種別のコマンドが,[実行ホスト]で指定したホストで実行されます。コマンドが実行されると,[実行結果]に,実行時刻,ホスト名,およびメッセージが表示されます。以降の手順は必要ありません。
- [引き継ぎ情報]で[情報を引き継ぐ]チェックボックスをチェックした場合
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[コマンド実行内容プレビュー]画面が表示されます。次の手順に進んでください。
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[コマンド実行内容プレビュー]画面の内容を確認する。
変数を置き換えたあとの[実行ホスト名],[実行コマンド],および[環境変数ファイル]の内容を確認します。
が表示されている項目は,設定に誤りがあります。設定を見直してください。
[コマンド実行内容プレビュー]画面については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス」の「3.41 [コマンド実行内容プレビュー]画面」を参照してください。
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[実行]ボタンをクリックする。
[コマンド実行内容プレビュー]画面に表示されている内容に問題がなければ,コマンドが実行され,[コマンド実行内容プレビュー]画面が閉じられます。コマンドが実行されると,[コマンド実行]画面の[実行結果]に,実行時刻,ホスト名,およびメッセージが表示されます。