6.12 セントラルコンソールの注意事項
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自動アクションの遅延監視は,一定間隔ごとに自動アクションの実行遅延を監視しています。そのため,[アクション詳細設定]画面で設定した遅延監視の[監視時間]どおりに遅延を検知できないことがあります。また,[監視時間]経過直後に自動アクションの終了などの遅延監視終了要因となった場合,遅延を検知できないことがあります。
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JP1/IM - ManagerはWOW64環境で動作します。このため,WOW64環境のOS上では,自動アクションで64bitプログラムが実行できない場合があります。この場合は,自動アクションで次のコマンドを実行し,64bitのcmd.exeからプログラムを実行してください。
%WinDir%\Sysnative\cmd.exe 実行コマンド
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次の場合にWWWブラウザーに設定されるURLの最大長が2046文字に制限されます。
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HTML形式のイベントガイドのハイパーリンクを押下したとき
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JP1/IM - Service Supportにインシデント登録するとき
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事象発生元ホストの性能レポート表示機能で性能レポートを表示するとき
次の共通定義情報を任意のファイルに記述し,jbssetcnfコマンドで適用することで,この制限を解除(09-10以前と同じ),または制限値を変更することができます。なお,この制限を解除,または制限値を変更した場合は,URLがWWWブラウザーで使用可能な長さである必要があります。
[論理ホスト名\JP1CONSOLEMANAGER] "GUIDE_URLLIMIT"="値" "URLLIMIT_CHAR_NUM"=dword:値
論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。
「[論理ホスト名¥JP1CONSOLEMANAGER]」をファイルの先頭に記述します。
GUIDE_URLLIMIT:HTML形式のイベントガイドのハイパーリンクのURL長を制限する,またはしないようにできます。
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URL長を制限する場合:1を指定する。
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URL長を制限しない場合:0を指定する。
URLLIMIT_CHAR_NUM:次の場合にWWWブラウザーに設定されるURLの最大長を指定できます。
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HTML形式のイベントガイドのハイパーリンクを押下したとき
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JP1/IM - Service Supportにインシデント登録するとき
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事象発生元ホストの性能レポート表示機能で性能レポートを表示するとき
16進数で記述します。単位は文字数です。
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属性名が「E.JP1_」で始まる拡張属性をJP1イベントに指定しないでください。
属性名が「E.JP1_」で始まる拡張属性を指定したJP1イベントをJP1/IM - Managerが受信すると正しく動作しない場合があります。