6.10.8 同じ属性のイベントが連続して発生した場合の集約表示について
繰り返しイベントの集約表示機能を使用する場合,短時間に連続して発生する同一内容のJP1イベントを一つに集約して,[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページに表示できます。繰り返しイベントの集約表示機能は,[ユーザー環境設定]画面で設定できます。
繰り返しイベントの集約表示機能は,イベントの監視抑止機能と同時には使用できません。
繰り返しイベントおよび集約イベントは,詳細情報を確認できます。また,繰り返しイベントを監視していない場合と同様に対処状況を変更できます。なお,対処状況を変更するには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。
繰り返しイベントの集約表示の概要については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「4.4.10 繰り返しイベントの集約表示機能で表示抑止する場合について」を参照してください。
連続して発生していないJP1イベントを集約したい場合,イベント条件や集約して表示する契機を指定したい場合などは,繰り返しイベントの集約表示ではなく,繰り返しイベントの監視抑止を設定してください。繰り返しイベントの監視抑止の設定方法については,「6.10.4 イベントをマネージャーで集約してイベントの大量発生に対処する」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 繰り返しイベントの集約表示機能を設定する
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[イベントコンソール]画面のメニューから[オプション]−[ユーザー環境設定]を選択する。
[ユーザー環境設定]画面が表示されます。
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[イベント表示項目]ページの[集約表示]の[有効]をチェックする。
[タイムアウト時間]が活性となります。
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[タイムアウト時間]を指定する。
繰り返しイベントを集約する場合のタイムアウト時間を指定します。
集約開始イベントと受信イベントの到着時刻の差がタイムアウト時間を過ぎた場合,イベントの集約が完了します。
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[OK]ボタンをクリックする。
設定した内容が反映されます。
一つに集約したイベントは集約イベントとして,[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページまたは[重要イベント]ページに表示されます。
- 備考
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繰り返しイベントの集約表示は,設定が反映されたあと受信したイベントから適用されます。設定が反映される前に受信したイベントは,繰り返しイベントの集約表示の対象とはなりません。集約開始イベントと受信イベントの到着時刻の差が指定した時間を過ぎた場合,イベントの集約が完了します。また,1件のイベントに集約できるイベントは最大100件です。