6.3.1 JP1イベントの対処状況の設定について
[イベントコンソール]画面の各ページのイベント一覧では,JP1イベントの対処状況を設定できます。対処状況を設定したイベントには,イベント一覧の左端の列に対処状況マークが表示されます。
対処状況の種類と,その対処状況を示す対処状況マークを次に示します。どのような場合にどの対処状況を設定するか,運用に合わせて決めてください。
対処状況 |
対処状況マーク |
---|---|
対処済 |
|
処理中 |
|
保留 |
|
未対処 |
(無印) |
異なる対処状況※ |
! |
設定した対処状況は,ログインしているマネージャーの統合監視DBまたはイベントDBに記録されます(ほかのホストから転送されてきたJP1イベントの場合,転送元ホストの統合監視DBまたはイベントDBの情報は変更されません)。そのため,同じマネージャーにログインしているJP1/IM - Viewの[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページにも反映されます。
[イベント検索]ページでは,検索した時点のJP1イベントの内容を表示しているため,ほかのページで対処状況を設定しても表示は変わりません。最新データを表示する場合は,再度検索を実行してください。
- 集約イベントに対する対処状況の設定
-
集約イベントに対して対処状況を設定すると,設定した時点までにその集約イベントに集約された繰り返しイベントもすべて同じ対処状況に変更されます。ただし,繰り返しイベントの監視抑止機能を使用している,かつ,101件以上集約している場合は,101件目以降の繰り返しイベントの対処状況は変更されません。
対処状況を変更したあとに集約された繰り返しイベントの対処状況は,設定されません。集約イベントの中に対処状況が異なる繰り返しイベントが混在することとなるため,対処状況表示に「!」が表示されます。