2.6.1 リモート監視構成の監視対象ホストの日時を過去に戻す
テストなどでリモート監視構成の監視対象ホストの時刻を意図的に未来の日時へ変更したような場合に,リモート監視構成の監視対象ホストの日時を元に戻すときは,監視対象ホストで未来の日時のイベントログとリモート監視の収集状態を保存したファイルを削除する必要があります。
次に示す手順で戻してください。
-
日時を戻すリモート監視構成の監視対象ホストで,稼働中のリモート監視イベントログトラップがある場合は,停止する。
-
リモート監視構成の監視対象ホストの日時を変更する。
-
リモート監視構成の監視対象ホストのイベントログに,リモート監視構成の監視対象ホストの現在日時より未来の日時のイベントログが存在しないか確認する。未来の日時のイベントログが存在する場合は,該当するイベントログを削除する。
-
収集状態を保存している次のファイルをバックアップしたあと,次のファイルを削除する。
-
物理ホストの場合
Managerパス\log\imcf\profiles\監視対象ホスト名\al\event_log_trap\evt.wdef
-
論理ホストの場合
共有フォルダ\JP1IMM\log\imcf\profiles\監視対象ホスト名\al\event_log_trap\evt.wdef
誤ったファイルを削除した場合は,バックアップしたファイルをリストアします。
-
-
停止したリモート監視イベントログトラップを再度起動する。
なお,JP1/IM - Managerが動作しているマシンと監視対象ホストの日時が異なっている場合,リモート監視イベントログトラップによる監視ができません。監視対象ホストの日時を変更する場合は,JP1/IM - Managerが動作しているマシンの日時も確認してください。