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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド


2.3.7 仮想マシンのクローン作成(UNIXの場合)

次に示す仮想化プラットフォームでは,JP1/IM - Agentをイメージ作成モードでインストールした統合エージェントホスト環境の仮想マシンテンプレートから,仮想マシンのクローンを作成できます。

〈この項の構成〉

(1) 前提条件

エージェントを複製する場合の前提条件となる注意事項を次に示します。

(2) 仮想マシンのテンプレートの作成方法

仮想マシンのテンプレートの作成方法を,次に示します。

  1. 仮想マシンにJP1/IM - Agentをインストールする。

    インストール時のインストールモードは[イメージ作成モード]を選択します。

    インストール方法については,「2.3.1(2)JP1/IM - Agentのインストールの手順」を参照してください。

    重要

    JP1/IM - Agentの初期設定は行いません。

(3) 仮想マシンのクローンの作成方法

仮想マシンのクローンの作成方法を,次に示します。

  1. 仮想マシンテンプレートから,新しい仮想マシンを複製する。

    仮想化プラットフォームが提供する複製機能については,仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    複製に関してOSで必要な作業については,OSの仕様を確認してください。

  2. 新しい仮想マシンを起動する。

  3. 新しい仮想マシンのホスト名を変更する。

    必要に応じて,仮想マシンのホスト名を変更してください。

  4. 新しい仮想マシンのIPアドレスを変更する。

    必要に応じて,仮想マシンのIPアドレスを変更してください。

    IPアドレスを変更した場合の作業については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「2.3.1(3)エージェントのIPアドレスを変更した場合の作業」を参照してください。

  5. JP1/IM - Agentの初期設定を行う。

    JP1/IM - Agentの初期設定コマンドを実行します。

    JP1/IM - Agentのインストール先/jp1ima/tools/jimasetup phost
  6. JP1/IM - Agentの接続先のJP1/IM - Managerで,IM管理ノードのツリー情報を更新する。

    詳細については,「2.19.2(18)IM管理ノードのツリー情報の作成と反映(Linuxの場合)(必須)」を参照してください。