2.4.1 IMデータベースを構築するための準備(UNIXの場合)
IMデータベースを構築するために必要なデータベース領域のサイズやデータベース格納ディレクトリの情報を記述したセットアップ情報ファイルを準備します。
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セットアップ情報ファイルを編集する。
設定例を次に示します。
#IM DATABASE SERVICE - DB Size IMDBSIZE=S #IM DATABASE SERVICE - Data Storage Directory IMDBDIR=/var/opt/jp1imm/database #IM DATABASE SERVICE - Port Number IMDBPORT=20700 #IM DATABASE SERVICE - DB Install Directory IMDBENVDIR=/var/opt/jp1imm/dbms
JP1/IM - MOを使用する場合で,JP1/IM - ManagerとJP1/IM - MOが異なるホストで動作するときは,セットアップ情報ファイルに記載する項目に「IMDBHOSTNAME」を追加する必要があります。セットアップ情報ファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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セットアップ情報ファイルの設定値を確認する。
次の項目を確認してください。
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IMDBENVDIRおよびIMDBDIRに,常にマウント状態にあるディレクトリを指定しているか。アンマウントされやすいディレクトリを指定していないか。また,シンボリックリンクを含むパスを指定していないか。
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- 重要
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jcodbsetupコマンド,またはjcfdbsetupコマンドを実行する際は,/etc/opt/jp1imm/のディスク容量が不足していないか確認してください。ディスク容量が不足している場合,以下のメッセージを出力して異常終了する問題が発生します。
KNAN11053-E ファイルの読み込みに失敗しました。(ファイル名:instdb.log)