2.3.6 オートスケール機能と連携する方法(UNIXの場合)
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/IM - Agentでオートスケール機能と連携する方法
(a) 前提サービスと前提条件
オートスケール機能と連携して運用する場合の前提サービスと前提条件を,次に示します。
- 前提サービス
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Amazon EC2
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Amazon EC2 Auto Scaling
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- 前提条件
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オートスケール機能と連携して運用する場合の前提条件を次に示します。
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クラスタ環境の論理ホストを対象とすることはできません。
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システムの構成はマネージャーホストを含めて2,500台以内にしてください。
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スケールアウトやスケールインが行われた後でシステム構成情報の作成と反映を行う必要があります。詳細については,「2.19.2(18) IM管理ノードのツリー情報の作成と反映(Linuxの場合)(必須)」を参照してください
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(b) 仮想マシンイメージ(AMI)の作成
仮想マシンイメージ(AMI)を作成する手順を次に示します。
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JP1/IM - Agentをインストールします。
このとき,インストールモード[イメージ作成モード]を選択します。詳細については,「1.3.1(3)(c)インストーラーで使用する初期設定用環境変数」を参照してください。
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仮想マシンイメージ(AMI)を作成します。
仮想マシンイメージ(AMI)の作成方法については,Amazon Web Servicesの公式サイトを参照してください。
(c) Auto Scalingの起動設定の作成
Auto Scalingの起動設定を作成する手順を次に示します。
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[AWS マネジメントコンソール]から[Amazon EC2]コンソールを開きます。
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左側ナビゲーションペインの[Auto Scaling]で[起動設定]をクリックします。
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[起動設定の作成]をクリックします。
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[AMIの選択]画面から,手順1で作成した仮想マシンイメージ(AMI)を選択します。
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[詳細設定]画面の[高度な詳細]-[ユーザーデータ]で[テキストで]を選択して,テキストボックスに次の内容を記述します。
#!/bin/sh /opt/jp1ima/tools/jimasetup phost /opt/jp1ima/tools/jpc_ service_start -s all