1.19.2 インテリジェント統合管理基盤の機能を使用するための設定(Windowsの場合)
JP1/IM - Managerを新規インストールした場合,インテリジェント統合管理基盤の機能はデフォルトで無効になっています。
インテリジェント統合管理基盤の機能を使用する場合は,次の手順に従ってください。
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統合監視DBを設定する。
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インテリジェント統合管理データベースを設定する。
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発生元ホストのマッピングを有効にする。
jcoimdef -hostmap ON を実行します。
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インテリジェント統合管理基盤サービス(jddmain)を有効にする。
jcoimdef -dd ON を実行します。
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JP1/IM - Managerを起動する。
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インテリジェント統合管理基盤サービスの稼働を確認する。
jco_spmd_statusコマンドを実行します。稼働中のプロセスにjddmainが表示されていることを確認してください。
統合監視DBについては,「1.4.2 統合監視DBの設定(Windowsの場合)」を参照してください。
インテリジェント統合管理データベースについては,「1.5.2 インテリジェント統合管理データベースの設定(Windowsの場合)」を参照してください。
jcoimdefコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcoimdef」(1. コマンド)を参照してください。
- 重要
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インテリジェント統合管理基盤の設定を行うと,JP1/IM3-Managerサービスの起動時間が延びます。クラスタソフトでJP1/IM3-Managerサービスの起動時間を監視している場合やJP1/Base の起動管理機能でJP1/IM3-Managerサービスを起動している場合は,クラスタソフトのタイムアウト値を見直す必要があります。インテリジェント統合管理基盤を設定したあとでサービスの起動時間を確認し,タイムアウト値を調整してください。