4.13 システム構成情報反映方式の設定
システム構成情報は,統合オペレーション・ビューアー(WebGUI)から参照,管理できます。また,統合オペレーション・ビューアーから,マネージャーおよびエージェントの定義ファイルをダウンロード/アップロードして設定を変更できる機能や,IM管理ノードのツリー情報を生成,反映できる機能も提供しています。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.6 WebGUI(統合オペレーション・ビューアー)を使用した運用」を参照してください。
ここでは,システム構成情報反映方式の設定について説明します。
システムの構成情報の反映方式を,jddupdatetreeコマンドのオプションで指定します。なお,jddupdatetreeコマンドで反映方式のオプションを指定しなかった場合は,インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)のjp1.imdd.simt.updateModeプロパティの定義に従います。
次の場合は「新規・再構築モード」を指定します。
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新規構築する場合
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構築ミスを修正する場合
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IMデータベースをバックアップ(jimdbbackupコマンド)し,リカバリー(jimdbrecoverコマンド)した場合
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統合監視DBをアンセットアップ(jcodbunsetupコマンド)し,再セットアップ(jcodbsetupコマンド)した場合
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インテリジェント統合管理基盤を利用している環境で,JP1/IM - Managerをバージョンアップした場合
次の場合は「構成変更モード」を指定します。
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構築ミスの修正以外に,インテリジェント統合管理基盤の管理対象の追加・削除・変更を反映する場合
なお,jddupdatetreeコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jddupdatetree」(1. コマンド),インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)」(2. 定義ファイル)を参照してください。