1.3.1 インストール手順(Windowsの場合)
JP1/IM - Manager,JP1/IM - View,およびJP1/IM - Agentをインストールする手順について説明します。
なお,JP1/IM - Managerをインストールすると,JP1/IM - Agentを利用するための統合エージェント管理基盤もインストールされます。
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/IM - Managerのインストールの手順
次の手順でインストールします。
-
すべてのプログラムを終了する。
インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
「JP1/Base」のサービスを停止してください。
バージョンアップインストールをする場合,「JP1/IM3-Manager」サービスを停止してください。また,バージョンアップインストールをするJP1/IM - Managerに接続中のJP1/IM - Viewがある場合は,ログアウトしてください。
-
提供媒体を該当するドライブに入れ,インストールする。
自動的に起動するインストーラーの指示に従ってインストールします。
インストールするソフトウェアを選択したあと,次の項目を入力します。
-
ユーザー情報
新規インストールの場合だけ入力します。
旧バージョンのJP1/IM - Managerからバージョンアップした場合は,旧バージョンで設定した情報を引き継ぎます。
-
インストール先フォルダ
x64環境の場合,システムドライブ\Program Files\配下(x86が付いていないProgram Filesフォルダ)にはインストールしないでください。64ビットモジュールと混在することによって,動作上問題が発生することがあります。
JP1/IM - Managerをインストールすると,次に示すインストール先フォルダが作成されます。
表1‒1 インストール時に作成されるフォルダ 製品
作成されるフォルダ※1
説明
JP1/IM - Manager
インストール先フォルダ\JP1IMM\※2
JP1/IM - Manager情報が格納される。
インストール先フォルダ\JP1Cons\※2
セントラルコンソール情報が格納される。
インストール先フォルダ\JP1Scope\※2
セントラルスコープ情報が格納される。
注※1 インストール先フォルダのデフォルト値は"システムドライブ:\Program Files\Hitachi"です。Windowsの場合,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。
注※2 異なるフォルダに旧バージョンのJP1/IM - Managerをインストールしていた場合は,旧バージョンのインストール先フォルダを引き継ぎます。その場合,上に示すフォルダは作成されません。
なお,JP1/IM - Managerのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。
-
-
再起動を要求された場合は,Windowsを再起動する。
統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされる時に再起動が必要です。詳細については,「1.3.3 インストール時の注意事項(Windowsの場合)」を参照してください。
- 重要
-
-
IMデータベースをセットアップ済みの環境で,JP1/IM - Managerをバージョンアップした場合,jimdbupdateコマンドを実行してIMデータベースを更新してください。IMデータベースを更新していない場合は,JP1/IM - Managerを起動したときに警告メッセージが表示されます。
-
JP1/IM - Managerのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。リムーバブルディスク,ネットワークドライブ,UNCパスにはインストールできません。
-
JP1/IM - Managerのインストール先フォルダに次に示すフォルダを指定しないでください。インストールした場合,正常に動作しません。
・記号(; # ' % など)を含むフォルダ
・SJISの文字コード範囲外の文字コード(JIS 第3水準,第4水準)を含むフォルダ
-
JP1/IM - Managerのインストール先フォルダ(JP1IMM,JP1Cons,およびJP1Scope)は,ほかの製品のインストール先フォルダと同じにしないでください。
-
JP1/IM - Managerによって作成される最上位フォルダ(JP1IMM,JP1Cons,およびJP1Scope),下位フォルダ,およびファイルは,インストール先フォルダの権限を継承します。そのため,インストール先フォルダには,管理者権限のないOSユーザーに対して次に示す権限を付与しないことを推奨します。
・フルコントロール
・変更
・書き込み
・特殊なアクセス許可
-
JP1/IM - Managerをインストールするボリューム,および,JP1/IM - Managerのデータを格納するボリュームでは,ショートネーム(8.3形式の名前)が作成されている必要があります。OSによっては,デフォルトでショートネームの作成が無効の場合があるため,JP1/IM - Managerをインストールする前にOSの設定を確認し,ショートネームの作成が有効となっていること,およびショートネームが削除されていないことを確認してください。
-
Windows Server 2016,Windows Server 2019,Windows Server 2022の記憶域プールで作成した仮想ディスクへのインストールはサポートしていません。
-
インストール中にキャンセルした場合,タイミングによってファイルが残る場合があります。
-
JP1/IM - Agentとの暗号化通信を行う場合は,統合エージェント管理基盤に関する次の手順を実施します。
-
サーバ証明書とサーバ証明書のキーファイルを設定する。
統合エージェントホストと暗号通信を行う場合は,imbase共通設定ファイル(jpc_imbasecommon.json)のtls_config.cert_fileにサーバ証明書ファイルのフルパス,tls_config.key_fileにサーバ証明書のキーファイルのフルパスを指定してください。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「imbase共通設定ファイル(jpc_imbasecommon.json)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
(2) JP1/IM - Viewのインストールの手順
次の手順でインストールします。
-
すべてのプログラムを終了する。
インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
-
提供媒体を該当するドライブに入れ,インストールする。
自動的に起動するインストーラーの指示に従ってインストールします。
インストールするソフトウェアを選択したあと,次の項目を入力します。
-
ユーザー情報
新規インストールの場合だけ入力します。
-
インストール先フォルダ
x64環境の場合,システムドライブ\Program Files\配下(x86が付いていないProgram Filesフォルダ)にはインストールしないでください。64ビットモジュールと混在することによって,動作上問題が発生することがあります。
JP1/IM - Viewをインストールすると,次に示すインストール先フォルダが作成されます。
表1‒2 インストール時に作成されるフォルダ 製品
作成されるフォルダ※1
説明
JP1/IM - View
インストール先フォルダ\JP1CoView\※2
JP1/IM - View情報が格納される。
注※1 インストール先フォルダのデフォルト値は"システムドライブ:\Program Files\Hitachi"です。Windowsの場合,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。
注※2 異なるフォルダに旧バージョンのJP1/IM - Viewをインストールしていた場合は,旧バージョンのインストール先フォルダを引き継ぎます。その場合,上に示すフォルダは作成されません。
なお,JP1/IM - Viewのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。
-
-
再起動を要求された場合は,Windowsを再起動する。
統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされるときに再起動が必要です。詳細については,「1.3.3 インストール時の注意事項(Windowsの場合)」を参照してください。
- 重要
-
-
JP1/IM - Viewのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。リムーバブルディスク,ネットワークドライブ,UNCパスにはインストールできません。
-
JP1/IM - Viewのインストール先フォルダに次に示すフォルダを指定しないでください。インストールした場合,正常に動作しません。
・記号(; # ' % など)を含むフォルダ
・SJISの文字コード範囲外の文字コード(JIS 第3水準,第4水準)を含むフォルダ
-
旧バージョンからバージョンアップする場合,JP1/IM - Viewが固定ディスク以外にインストールされているときはバージョンアップできません。
-
JP1/IM - Viewのインストール先フォルダ(JP1CoView)は,ほかの製品のインストール先フォルダと同じにしないでください。
-
JP1/IM - Viewによって作成される最上位フォルダ(JP1CoView),下位フォルダ,およびファイルは,インストール先フォルダの権限を継承します。そのため,インストール先フォルダには,管理者権限のないOSユーザーに対して次に示す権限を付与しないことを推奨します。
・フルコントロール
・変更
・書き込み
・特殊なアクセス許可
-
Windows 10,およびWindows 11にインストールする場合,インストール先としてシステムドライブ:\Program Files\WindowsApps配下を指定しないでください。上記のフォルダは管理者ユーザーであっても書き込みができないため,インストールが失敗します。
-
(3) JP1/IM - Agentのインストールの手順
(a) インストール前に必要な情報
JP1/IM - Agentを新規インストールする場合は,次の情報が必要です。インストール前に準備してください。
項目 |
指定要否 |
説明 |
---|---|---|
インストール先フォルダ |
任意 |
インストール先フォルダを指定します。 次に示す条件に従ったフォルダを指定してください。それ以外のフォルダにインストールした場合,正常に動作しません。 指定できる文字は,半角英数字,半角スペース,半角ハイフン(-),半角アンダースコア(_),半角円記号(\)※1,半角コロン(:)※2です。 注※1 フォルダ間の区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。 注※2 ドライブとフォルダの区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。 |
接続先JP1/IM - Managerのホスト名 |
必須 |
インストールする統合エージェントを管理する接続先のマネージャーホストのホスト名を指定します。IPアドレスに名前解決する必要があります。 |
imbaseプロセスの待ち受けポート |
任意 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseプロセスの待ち受けポートを5001〜65535の範囲で指定します。 省略時はimbaseのデフォルトのポート(20724)が使用されます。 |
imbaseproxyプロセスの待ち受けポート |
任意 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseproxyプロセスの待ち受けポートを5001〜65535の範囲で指定します。 省略時はimbaseproxyのデフォルトのポート(20725)が使用されます。 |
imbaseに初回接続するための初期シークレット |
必須 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseプロセスに初回接続するための初期シークレットを指定します。 統合オペレーション・ビューアーから確認します。 |
プロキシのURL |
任意 |
マネージャーホストに接続する際にプロキシサーバを経由する場合,プロキシのURLを「http://host:port」形式で指定します。省略時のデフォルトは空文字列となります。 |
プロキシ認証のユーザーID |
任意 |
マネージャーホストに接続する場合に,プロキシサーバを経由するときはプロキシサーバの認証用のユーザーIDを指定します。 指定できる文字はASCIIコード0x20〜0x7Eの範囲の文字です。 指定できる最大長は1007文字です。 省略時のデフォルトは空文字列となります。 |
プロキシ認証のパスワード |
任意 |
マネージャーホストに接続する際にプロキシサーバを経由する場合,プロキシサーバの認証用のパスワードを指定します。 指定できる文字はASCIIコード0x20〜0x7Eの範囲の文字です。 指定できる最大長は1024文字です。 省略時のデフォルトは空文字列となります。 |
使用する機能 |
任意 |
JP1/IM - Agentで使用する機能を選択できます。新規インストールを行うと,使用する機能に関するサービスが自動起動するように設定されます。 |
(b) インストール手順
次の手順でインストールします。
-
エージェントホストに管理者権限でログインする。
インストール作業を行うユーザーには,Administrators権限が必要です。
-
JP1/IM - Agentをインストールする。
JP1/IM - Agentをインストールするには,次の二つの方法があります。
-
提供媒体をドライブにセットしてインストールする方法
-
マネージャーホストに登録されているJP1/IM - Agentパッケージを統合オペレーション・ビューアーからダウンロードで取得してインストールする方法※
- 注※
-
JP1/IM - Agentパッケージをダウンロードで取得する手順については,「1.19.4(3) JP1/IM - Agentパッケージのダウンロードの手順」を参照してください。
-
-
インストールするホストに対し,初期設定用環境変数を設定する。
■サイレントインストールおよびリモートインストールの場合(必須)
インストール時に必要となるパラメーターはあらかじめ環境変数※で設定しておく必要があります。
■通常のインストールの場合(任意)
インストーラーの画面上で設定する各パラメーターは,ユーザー名,所属,およびインストール先フォルダを除いて,あらかじめ環境変数※で値を設定しておくことができます。
インストーラーの画面上で手動で入力する場合は,環境変数を設定する必要はありません。
- 注※
-
環境変数の詳細については,「1.3.1(3)(c)インストーラーで使用する初期設定用環境変数」を参照してください。
-
すべてのプログラムを終了する。
インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
バージョンアップインストールをする場合,JP1/IM - Agentのサービスを停止してください。
-
取得したJP1/IM - Agentのインストーラーを実行し,JP1/IM - Agentをインストールする。
起動したインストーラーの指示に従ってインストールします。
インストールするソフトウェアを選択したあと,次の項目を入力します。インストールモードは「通常インストールモード」を選択します。
-
ユーザー情報
新規インストールの場合だけ入力します。
旧バージョンのJP1/IM - Agentからバージョンアップした場合は,旧バージョンで設定した情報を引き継ぎます。
-
インストール先フォルダ
システムドライブ\Program Files (x86)\配下(x86が付いているProgram Filesフォルダ)にはインストールしないでください。32ビットモジュールと混在することによって,動作上問題が発生することがあります。
JP1/IM - Agentをインストールすると,次に示すインストール先フォルダが作成されます。
表1‒4 インストール時に作成されるフォルダ 製品
作成されるフォルダ※1
説明
JP1/IM - Agent
インストール先フォルダ\jp1ima※2
JP1/IM - Agent情報が格納されます。
注※1 インストール先フォルダのデフォルト値は"システムドライブ:\Program Files\Hitachi"です。Windowsの場合,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。
注※2 異なるフォルダに旧バージョンのJP1/IM - Agentをインストールしていた場合は,旧バージョンのインストール先フォルダを引き継ぎます。その場合,上に示すフォルダは作成されません。
なお,JP1/IM - Agentのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。
-
-
再起動を要求された場合は,Windowsを再起動します。
-
インストール完了後,必要な設定変更を行う。
「1.21.2 JP1/IM - Agentの設定」に記載されている必要な設定変更を行います。必須の設定については,漏れなく実施してください。
- 重要
-
-
JP1/IM - Agentのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。リムーバブルディスク,ネットワークドライブ,UNCパスにはインストールできません。
-
JP1/IM - Agentのインストール先フォルダは,次に示す条件に従ったフォルダを指定してください。それ以外のフォルダにインストールした場合,正常に動作しません。
・指定できる文字は,半角英数字,半角スペース,半角ハイフン(-),半角アンダースコア(_),半角円記号(\)※1,半角コロン(:)※2です。
注※1 フォルダ間の区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。
注※2 ドライブとフォルダの区切りに使用する文字を示します。フォルダ名には使用できません。
-
JP1/IM - Agentのインストール先フォルダ(jp1ima)は,ほかの製品のインストール先フォルダと同じにしないでください。
-
JP1/IM - Agentによって作成される最上位フォルダ(jp1ima),下位フォルダ,およびファイルは,インストール先フォルダの権限を継承します。そのため,インストール先フォルダには,管理者権限のないOSユーザーに対して次に示す権限を付与しないことを推奨します。
・フルコントロール
・変更
・書き込み
・特殊なアクセス許可
-
Windows Server 2016,Windows Server 2019,Windows Server 2022の記憶域プールで作成した仮想ディスクへのインストールはサポートしていません。
-
インストール中にキャンセルした場合,タイミングによってファイルが残る場合があります。
-
統合エージェントホストで,統合エージェント制御基盤をインストールしたあと,統合エージェント制御基盤の初回起動までの間に,初期シークレットを変更した場合は,統合エージェントをアンインストールして再度インストールする必要があります。
-
(c) インストーラーで使用する初期設定用環境変数
JP1/IM - Agentのインストーラーで使用する初期設定用環境変数を,次に示します。
項目 |
環境変数 |
省略可否 |
値の説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
JP1/IM - Agentのインストールモード |
JP1IMAGENT_INSTALL_MODE |
不可 |
|
なし |
接続先のマネージャーホストのホスト名 |
JP1IMAGENT_IMMGR_HOST |
不可 |
新規インストールする統合エージェントを管理する接続先のマネージャーホストのホスト名を指定します。 |
なし |
imbaseの待ち受けポート番号 |
JP1IMAGENT_IMMGR_IMBASE_PORT |
可 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseプロセスの待ち受けポート番号を,5001〜65535の範囲で指定します。 この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
20724 |
imbaseproxyの待ち受けポート番号 |
JP1IMAGENT_IMMGR_IMBASEPROXY_PORT |
可 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseproxyプロセスの待ち受けポート番号を,5001〜65535の指定します。 この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定をします。 |
20725 |
初期シークレット |
JP1IMAGENT_IMMGR_INITIAL_SECRET |
不可 |
接続先のマネージャーホストで稼働しているimbaseプロセスに初回接続するための初期シークレットを指定します。 初期シークレットは,統合オペレーション・ビューアーから確認します。 |
なし |
接続先のプロキシURL |
JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_URL |
可 |
マネージャーホストに接続するときにプロキシサーバを経由する場合,プロキシURLを「http://host:port」形式で指定します。 この環境変数を省略した場合,プロキシは経由しないと仮定して初期設定を行います。 |
なし |
プロキシ認証のユーザーID |
JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_USER |
可 |
マネージャーホストに接続するときにプロキシサーバを経由する場合,プロキシサーバの認証用のユーザーIDを指定します。 環境変数JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_URLを省略した場合,この環境変数を設定しても無視します。 |
なし |
プロキシ認証パスワード |
JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_PASSWORD |
可 |
マネージャーホストに接続するときにプロキシサーバを経由する場合,プロキシサーバの認証用のパスワードを指定します。 環境変数JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_URLまたは環境変数JP1IMAGENT_IMMGR_PROXY_USERを省略した場合,この環境変数を設定しても無視します。 |
なし |
Prometheus server,Alertmanagerの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_PROMETHEUS_AND_ALERTMANAGER_ACTIVE |
可 |
Prometheus server,Alertmanagerの有効/無効を指定します。
この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
yes |
Node exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_NODE_EXPORTER_ACTIVE |
可 |
Node exporterの有効/無効を指定します。
Linuxの場合にだけ設定する環境変数です。Windowsの場合に設定したときは無視されます。 この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
yes |
Windows exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_WINDOWS_EXPORTER_ACTIVE |
可 |
Windows exporterの有効/無効を指定します。
Windowsの場合にだけ設定する環境変数です。Linuxの場合に設定したときは無視されます。 この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
yes |
Blackbox exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_BLACKBOX_EXPORTER_ACTIVE |
可 |
Blackbox exporterの有効/無効を指定します。
この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
no |
Yet another cloudwatch exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_YA_CLOUDWATCH_EXPORTER_ACTIVE |
可 |
Yet another CloudWatch exporterの有効/無効を指定します。
この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
no |
Fluentdの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_FLUENTD_ACTIVE |
可 |
Fluentdの有効/無効を指定します。
この環境変数を省略した場合,デフォルト値を仮定して初期設定を行います。 |
yes |
Promitorの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_PROMITOR_ACTIVE※ |
可 |
Promitorの有効/無効を指定します。
|
no |
Process exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_PROCESS_EXPORTER_ACTIVE※ |
可 |
Process exporterの有効/無効を指定します。
Linuxの場合にだけ設定する環境変数です。Windowsの場合に設定したときは無視されます。 |
yes |
Script exporterの有効/無効の設定 |
JP1IMAGENT_ADDON_SCRIPT_EXPORTER_ACTIVE※ |
可 |
Script exporterの有効/無効を指定します。
|
no |
- 注※
-
指定を省略した場合,デフォルト値が仮定されます。
(4) 各種インストールについて
- バージョンアップインストールについて
-
旧バージョンからバージョンアップする場合は,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「14.2 旧バージョンのJP1/IMからのバージョンアップについて」を参照してバージョンアップ時の注意について事前に知っておいてください。
- スタートメニューのプログラムフォルダの注意事項
-
-
バージョンアップインストール中の[プログラムフォルダの選択]画面に示されるデフォルトのプログラムフォルダ名称は,バージョンアップ前の製品で使用していたプログラムフォルダの名称となります。バージョンアップ前の製品で使用していたプログラムフォルダ名称から変更する場合は,[プログラムフォルダの選択]画面で新しいプログラムフォルダ名称を入力してください。
-
JP1/NETM/DMを使用してバージョンアップインストールした場合は,バージョンアップ前製品で使用していたプログラムフォルダが引き継がれます。プログラムフォルダ名称を変更する場合は,バージョンアップインストールが完了してから手動で行ってください。
-
バージョンアップ前の製品で,スタートメニューのプログラムフォルダを手動で変更した場合は,JP1/IM - Manager,JP1/IM -View,およびJP1/IM - Agentをバージョンアップインストールしてもプログラムフォルダは削除されません。不要な場合は,バージョンアップインストール完了後に手動で削除してください。
-
- バージョンアップする前の製品でプログラムフォルダにショートカットが設定されている場合
-
-
プログラムフォルダ名称を変更した場合は,バージョンアップ前製品で設定されたショートカットは引き継がれません。バージョンアップ前製品のショートカットを使用したい場合は,ショートカットを変更後のプログラムフォルダに設定してください。また,バージョンアップ前製品で使用していたプログラムフォルダにはショートカットが残ったままとなりますので,不要な場合は削除してください。
-
- バージョンアップインストールする前に次の内容を実施してください。
-
■JP1/IM - Managerの場合
-
JP1/IM - Managerのサービス(サービス名:JP1_Console)を停止してください。
-
論理ホストを設定している場合は,論理ホストのJP1/IM - Managerのサービス(サービス名:JP1_Console_論理ホスト名)を停止してください。
-
[サービス]画面および[コンピュータの管理]画面のサービスを表示している場合は画面を閉じてください。
■JP1/IM - Agentの場合
-
論理ホストのサービスが起動している場合は,サービスを停止してからバージョンアップインストールを実行してください。論理ホストのサービス起動中にバージョンアップインストールを実行すると,論理ホストのサービスで使用するファイルが削除され,サービスが異常終了するおそれがあります。
-
インストール後は,コンピュータを再起動してください。
- JP1/NETM/DM,JP1/IT Desktop Management 2およびJob Management Partner 1/Software Distributionを使ったリモートインストールについて
-
JP1/IMは,JP1/NETM/DM,JP1/IT Desktop Management 2およびJob Management Partner 1/Software Distributionを使ったリモートインストール(ソフトウェア配布)に対応しており,JP1/IMの新規インストールおよびバージョンアップができます。次のリモートインストール方法が利用できます。
- ・更新インストール
-
■JP1/IM - Managerの場合
インストール済みのJP1/IM - Managerと同じフォルダにインストールします。インストール済みのJP1/IM - Managerの設定情報は引き継がれます。JP1/IM - Managerがインストールされていない場合,更新インストールはできません。
■JP1/IM - Agentの場合
インストール済みのJP1/IM - Agentと同じフォルダにインストールします。インストール済みのJP1/IM - Agentの設定情報は引き継がれます。JP1/IM - Agentがインストールされていない場合,更新インストールはできません。
- ・新規インストール
-
ドライブ・フォルダともデフォルト値を使用した場合,次のフォルダを作成してインストールします。
■JP1/IM - Managerの場合
-
"システムドライブ:\Program Files\HITACHI\JP1IMM"フォルダ
-
"システムドライブ:\Program Files\HITACHI\JP1Cons"フォルダ
-
"システムドライブ:\Program Files\HITACHI\JP1Scope"フォルダ
■JP1/IM - Agentの場合
-
"システムドライブ:\Program Files\HITACHI\jp1ima"フォルダ
ドライブのみ指定した場合,指定したドライブ直下にインストールします。
フォルダを指定した場合,指定したフォルダにインストールします。
-
実際の操作・運用方法については,JP1/NETM/DM,JP1/IT Desktop Management 2またはJob Management Partner 1/Software Distributionのマニュアルを参照してください。JP1/IMをパッケージングする際は,必ずJP1/NETM/DM 09 -00 以降,Job Management Partner 1/Software Distribution 09 -00 以降,または JP1/IT Desktop Management 2のパッケージャを使用してください。なお,JP1/NETM/DMは日本でだけ販売している製品です。