10.2.1　新規インストール（Windowsの場合）

1. 共有フォルダの中身を作成する。

   すでに物理ホストで運用を開始済みの場合，次に示すコマンドを実行して，共有フォルダに，IMエクスポーターのアドオンプログラムに必要なフォルダを作成します。

   mkdir jp1ima\conf
   mkdir jp1ima\logs\windows_exporter
   mkdir jp1ima\logs\ya_cloudwatch_exporter
   mkdir jp1ima\logs\promitor_scraper
   mkdir jp1ima\logs\promitor_resource_discovery
   mkdir jp1ima\logs\script_exporter
   mkdir jp1ima\logs\fluentd

2. 通信方式をIPバインド方式に変更する。

   ■物理ホストの場合

   IMエクスポーターのアドオンプログラムが使用するサービスについて，次に示す定義ファイルの変更個所に，物理ホストのIPアドレスを設定します。

   サービス	定義ファイル	変更個所
   jpc_windows_exporter	インストール先\jp1ima\binのサービス定義ファイル	--telemetry.addr
   jpc_ya_cloudwatch_exporter	インストール先\jp1ima\binのサービス定義ファイル	-listen-address
   jpc_promitor_scraper	インストール先\jp1ima\conf\promitor\scraperのPromitor Scraper runtime設定ファイル	resourceDiscovery.host
   jpc_promitor_resource_discovery	なし	該当なし
   jpc_script_exporter	インストール先\jp1ima\binのサービス定義ファイル	--web.listen-address
   jpc_fluentd（ログメトリクス機能）	インストール先\jp1ima\conf\userのログメトリクス定義ファイル	bind

   ■論理ホストの場合

   IMエクスポーターのアドオンプログラムが使用するサービスについて，次に示す定義ファイルの変更個所に，論理ホストのIPアドレスを設定します。

   サービス	定義ファイル	変更個所
   jpc_windows_exporter	共有フォルダ\jp1ima\confのサービス定義ファイル	--telemetry.addr
   jpc_ya_cloudwatch_exporter	共有フォルダ\jp1ima\confのサービス定義ファイル	-listen-address
   jpc_promitor_scraper	共有フォルダ\jp1ima\conf\promitor\scraperのPromitor Scraper runtime設定ファイル	resourceDiscovery.host
   jpc_promitor_resource_discovery	なし	該当なし
   script_exporter	共有フォルダ\jp1ima\confのサービス定義ファイル	--web.listen-address
   jpc_fluentd（ログメトリクス機能）	共有フォルダ\jp1ima\conf\userのログメトリクス定義ファイル	bind

3. 論理ホスト用のサービスを，クラスタソフトに登録する。

   次に示すIMエクスポーターのアドオンプログラムのサービスについて，使用するサービスだけをクラスタソフトに登録します。

   サービス名	依存関係
   jpc_windows_exporter_service_論理ホスト名	IPアドレスリソース 物理ディスクリソース
   jpc_cloudwatch_exporter_service_論理ホスト名
   jpc_promitor_scraper_service_論理ホスト名
   jpc_promitor_resource_discovery_service_論理ホスト名
   jpc_script_exporter_service_論理ホスト名
   jpc_fluentd_service_論理ホスト名	jpc_imagentaction_service_論理ホスト名

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