付録D.1 インテリジェント統合管理基盤を使用する上での制限値一覧
インテリジェント統合管理基盤を使用する上でのJP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Agentの制限値について,次に示します。
項目 |
制限値 |
---|---|
1台のJP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)に接続できる統合オペレーション・ビューアーの数 |
64 |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)が管理する管理ノードの数 |
150,000個 |
All Systemsからサブシステムまでの間に表示できる階層数 |
10階層 |
ツリーのジョブグループ以下に表示できる階層数 |
30階層 |
ツリー全体に表示できる階層数 |
45階層 |
ルートジョブネットの中心ノードに対する先行ノードに表示できる階層数 |
2階層 |
ルートジョブネットの中心ノードに対する後続ノードの表示階層数 |
2階層 |
ルートジョブネットのノード名に表示できるバイト数 |
40バイト |
ルートジョブネットの1階層に表示できるノード数 |
1,000ノード |
ルートジョブネットの関連線として表示できる線の総数 |
10,000本 |
関連ノード名に表示できるバイト数 |
40バイト |
1ノード当たりの関連ノード数 |
1,000ノード |
関連ノードの関連線として表示できる線の総数 |
10,000本 |
1つのIM管理ノードに対して表示できるカスタムUI数 |
10個 |
トレンド情報に表示できるチャート数 |
10個 |
トレンド情報の1チャート当たりのインスタンス数 |
10個 |
トレンド情報の1インスタンス当たりのデータ数(プロット数) |
60個 |
提案定義数 |
1,000件 |
1提案定義当たりに定義できる提案活性条件数 |
100件 |
1提案定義当たりに定義できる対処アクション |
1件 |
1提案定義当たりに定義できるJP1権限レベル数 |
100件 |
1度のAPI実行で発行できるイベント数 |
100件 |
JP1イベントの内容を表すメッセージテキストの長さ |
1,023バイト |
拡張属性名の文字列長 |
32バイト |
すべての拡張属性値の合計の長さ |
10,000バイト |
クラスタ環境インテリジェント統合管理データベースセットアップ情報ファイルでインテリジェント統合管理データベースの論理ホスト名として指定できる文字列長 |
63バイト |
インテリジェント統合管理データベースの論理ホスト数 |
9 |
トレンドデータ管理DBに保存したデータの保存期間 |
1,096日 |
配布物のファイルパス(拡張子を含む)の長さ |
235文字 |
配布物のファイルサイズ |
300メガバイト |
定義できるダッシュボードの最大数 |
30,000個 |
ダッシュボード名に定義できる最大文字数 |
255文字 |
パネル名に定義できる最大文字数 |
255文字 |
ダッシュボードの背景画像で指定できる拡張子 |
PNGだけ |
ダッシュボード管理で指定する「並び順」で指定できる数字の最大桁数 |
1〜9999999 |
ダッシュボードで指定できる背景画像のサイズの最大値 |
4メガバイト |
項目 |
制限値 |
---|---|
1つのJP1/IM - Managerと連携して接続できる監視対象数※1 |
2,500 |
1つの統合エージェントのスクレイプ数※2 |
100 |
1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数 |
150 |
1つの統合エージェントで1秒間に発行できるログ監視機能のJP1イベントの数 |
テキスト形式のログファイルの監視:100 Windowsイベントログの監視:80 注 IMシステム全体で200件/秒を超えると,遅延が発生する可能性があります。 |
統合エージェントが1分間に扱えるパフォーマンスデータのサンプル数 |
10,000 |
統合エージェントホストで実行できるアクションの最大同時実行数 |
48 |
統合エージェントのFluentdで監視できる数の最大値※3 |
■Windowsの場合
■Linuxの場合 テキスト形式のログファイルの監視:508ファイル |
- 注※1
-
JP1/Base,JP1/IM - Agent,ユーザー独自のPrometheus,およびユーザー独自のFluentdが対象となります。
JP1/IM - Agentは,構成に含まれる複数のサービスやOSSもまとめて1つとカウントします。また,JP1/IM - Agentの監視対象(Blackbox exporterの外形監視の監視対象,Yet another cloudwatch exporterの監視対象のAWSリソース,Fluentdの監視対象のログなど)はカウントしません。
JP1/IM - Agentを,物理ホスト,論理ホスト,コンテナで運用する場合は,それぞれ別でカウントします。
- 注※2
-
統合エージェントホストごとのPrometheus serverのスクレイプ対象の数です。Prometheus serverは,同一ホスト内のExporterまたは別ホストのExporterに対してスクレイプを行います。
Prometheus serverのスクレイプ対象は,Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)の項目「targets」で指定します。
- 注※3
-
項目「1つの統合エージェントで1分間に発行できるアラートのJP1イベントの数」の制限値を超えないようにしてください。