3.6.6 トレンドデータ削除機能
統合エージェントのPrometheusやFluentdが,JP1/IM - Manager側のトレンドデータ管理DBに保存したトレンドデータを統合オペレーション・ビューアー(WebGUI)から削除できます。トレンドデータを削除したあと,トレンドデータ管理サービスを自動で再起動します。
統合エージェントホストにユーザー独自のPrometheusやユーザー独自のFluentdをインストールしている場合,それらがトレンドデータ管理DBにトレンドデータを保存しているときは,そのトレンドデータも削除します。
トレンドデータ削除機能を操作するには,実行ユーザーに,次に示すJP1資源グループ,JP1権限レベルの権限が必要です。
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「*」,または,削除対象の次のホストを示すIM管理ノードおよびその上位ノードが属するJP1資源グループに,JP1権限レベル「JP1_Console_Admin」が必要です(IM管理ノードが作成または反映が行われていない場合は,JP1資源グループによる操作制限は行われません)。
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統合エージェントホスト(PrometheusホストSIDまたはログ監視ホストSID)
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ユーザー独自のPrometheusホスト(PrometheusホストSID)
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ユーザー独自のFluentdホスト(ログ監視ホストSID)
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トレンドデータ削除APIでトレンドデータを削除する場合,マネージャーが管理していないホストを指定したときでも,トレンドデータを削除できます。ただし,階層構成で統合マネージャから下位マネージャーのトレンドデータを削除する場合は,統合マネージャーから下位マネージャーにアクセスできる権限が必要です。
トレンドデータ削除機能の詳細については,「2.7.2(3)(g)トレンドデータの手動削除(統合エージェント,ユーザー独自のPrometheus,ユーザー独自のFluentdのホスト名を指定して削除)」を参照してください。