7.1.1 前提条件
対処アクションの自動実行機能と対処アクションの手動実行機能を使用するためには,インテリジェント統合管理データベースがセットアップされている必要があります。
対処アクションは実行する対処アクション種別によって,前提条件が異なります。対処アクション種別については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・API リファレンス」の「提案定義ファイル」(2. 定義ファイル)を参照してください。
コマンド(対処アクション種別がcmd)で対処アクションを実行する場合は,次の前提条件を満たす必要があります。
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実行先ホストを管理する統合エージェント管理基盤がインストールされているホスト上にJP1/IM - Manager 13-00以降がインストールされていること
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実行先ホストおよび実行先ホストを管理する統合エージェント管理基盤がインストールされているホストが,システム構成情報に存在すること
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JP1/IM - Managerが統合マネージャー,下位マネージャーで構成されている場合,インテリジェント統合管理基盤サービスでHTTP通信を受け付けるポート番号※が同じ値で統一されていること
注※ インテリジェント統合管理基盤定義ファイルのserver.portパラメーター
前提条件を満たさない環境で対処アクションを自動または手動で実行した場合は,エラーメッセージを統合トレースログに出力します。対処アクションは実行されません。