6.2.2 自動アクションに設定したコマンドが実行されたか確認する
自動アクションを設定したあと,設定したとおりにコマンドが実行されているかどうか確認します。ここでは,重大度が「エラー」のイベントが発行されたのを契機に,Windowsマシンの管理サーバに対してエラーを通知するバッチファイル(errornotice.bat)を実行するような自動アクションが実行されていることを確認します。
前提条件
「4.2.1 ユーザーマッピングの設定」の手順に従ってOSのユーザーマッピングが設定されている必要があります。
操作手順
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[イベントコンソール]画面の[コマンド実行]ボタンをクリックして,[コマンド実行]画面を表示します。
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[コマンド実行]画面の項目を次のように設定し,[実行]ボタンをクリックします。
項目
設定
コマンド種別
[管理対象ホストのコマンド]を選択する。
引き継ぎ情報
[情報を引き継ぐ]のチェックを外す。
実行ホスト名
次の内容を入力する。
hostA
実行コマンド
次の内容を入力する。
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Windowsの場合:
"Baseパス\bin\jevsend" -e SEVERITY=Error
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Linuxの場合:
/opt/jp1base/bin/jevsend -e SEVERITY=Error
ホストAで重大度が「エラー」のイベントが発行されます。
自動アクションの対象となるイベントの場合,イベント一覧の[アクション]に実行の対象となったマーク(
)が表示されます。
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手順2で発行したイベントを[イベントコンソール]画面で選択し,[表示]−[自動アクション実行結果表示]を選択して,[アクション結果]画面を表示します。
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[アクション結果]画面の[実行結果一覧]に表示されているアクションの[状態]列が「終了」になっていることを確認します。
関連項目
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画面リファレンス 3.1 [イベントコンソール]画面の概要
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画面リファレンス 3.36 [アクション結果]画面
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画面リファレンス 3.40 [コマンド実行]画面