3.4.10 エージェントのデバイス変更(Windows NT 4.0の場合)

エージェントのデバイスファイルの入れ替えについて確認します。この設定画面は,[リモートコントロールエージェント-セットアップ]ダイアログボックスだけで表示されます。[リモートコントロールエージェント-プロパティ]ダイアログボックスでは表示されません。

Windows NT 4.0のリモートコントロールエージェントは,Windowsが使用しているディスプレイのデバイスファイルを,リモートコントロールエージェントが使用するデバイスファイルに入れ替えて動作します。デバイスファイルを入れ替えないと,リモートコントロールエージェントは使用できません。

デバイスファイルは,リモートコントロールエージェントのインストール時に入れ替えられます。また,JP1/NETM/DMのリモートコントロールエージェントでは,インストールしたあとの最初のセットアップ時にもデバイスファイルが入れ替えられます。セットアップ時は次のダイアログボックスで入れ替えを指示します。

図3-44 [リモートコントロールエージェント-セットアップ]ダイアログボックス(エージェントのデバイス変更)

[図データ]

デバイスファイルの入れ替え
現在使用しているデバイスファイルと,これから入れ替えるデバイスファイルが表示されます。
デバイスファイルを入れ替える
Windowsが使用しているディスプレイのデバイスファイルを,リモートコントロールエージェントが使用するデバイスファイルに入れ替えます。デフォルトではチェックボックスはオフになっています。ご使用のディスプレイドライバにJP1/NETM/Remote Controlが対応しているかを「注意事項」で確認し,対応していればオンにしてください。
注意事項
ディスプレイドライバに関しての注意事項と,そのPCが使用しているディスプレイドライバの情報が表示されます。[ドライバ一覧]ボタンをクリックするとJP1/NETM/Remote Controlが対応しているディスプレイドライバの一覧が表示されますので,そのPCが使用しているディスプレイドライバにJP1/NETM/Remote Controlが対応しているかを確認してください。
リモートコントロールエージェントをインストールするPCでは,必ずJP1/NETM/Remote Controlが対応しているディスプレイドライバを使用してください。ドライバ一覧に含まれていないディスプレイドライバを使用している場合は,インストールしたあとに,そのPCまたはリモートコントロールエージェントの動作が不正になることがあります。
ドライバ一覧
JP1/NETM/Remote Controlが対応しているディスプレイドライバの一覧が表示されます。

このダイアログボックスはセットアップ時だけでなく,リモートコントロールエージェントをインストールしたあとにデバイスドライバを変更した場合にも直接表示されます。リモートコントロールエージェントを使用するためには,必ずディスプレイドライバにJP1/NETM/Remote Controlが対応しているかを確認し,対応していればデバイスファイルを入れ替える設定をしてください。

デバイスファイルを入れ替えたあと,リモートコントロールエージェントを使用するには,システムの再起動が必要です。新しいデバイスファイルがシステムに認識され,リモートコントロールエージェントが使用できるようになります。