エージェントに対するリモートコントロールの操作は,[Remote Control]ウィンドウにエージェントの画面を呼び出して実行します。エージェントと接続した状態の[Remote Control]ウィンドウを次の図に示します。
図4-13 [Remote Control]ウィンドウ(エージェントと接続した状態)
![[図データ]](figure/rm040950.gif)
エージェントと接続すると,[Remote Control]ウィンドウのステータスバーに次に示すアイコンが表示されます。
- Ctrl/Altキー監視インジケータ
- エージェントでの[Ctrl]キーおよび[Alt]キーの状態を表すインジケータです。詳細は,「4.2.1(1) [Ctrl]キーおよび[Alt]キーを監視する」を参照してください。
- 送受信アイコン
- エージェントとの接続状態を示すアイコンです。黄色いPCはエージェントからのデータの受信,青いPCはエージェントへのデータの送信を示し,データ転送中は該当するPCの色が明るく表示されます。ポインタを重ねると送受信データ量がポップアップ表示されます。
- また,リモートコントロールデータの暗号化が設定されている場合,アイコンにかぎのマークが付きます。暗号化の詳細については,「4.2.4(1) リモートコントロールデータの暗号化」を参照してください。
- ステータスアイコン
- エージェントの画面情報の記録状態を示すアイコンです。詳細は,「4.5.2(2) 記録状態の表示」を参照してください。
この節では,リモートコントロールモードが共有または制御のときに,エージェントに対してできるリモートコントロールの操作について説明します。リモートコントロールモードが監視の場合は,エージェントの画面を参照することしかできません。
- <この節の構成>
- 4.2.1 エージェントのリモートコントロール
- 4.2.2 特殊キーの登録と送信
- 4.2.3 クリップボードのデータの転送
- 4.2.4 知っておくと便利な操作