1.2 リモートコントロールの機能

JP1/NETM/Remote Controlでは,リモートコントロールする側のマシンをコントローラ,リモートコントロールされる側のマシンをエージェントと呼びます。

また,コントローラにインストールされているプログラムの総称をリモートコントロールマネージャ,エージェントにインストールされているプログラムの総称をリモートコントロールエージェントと呼びます。

これらの関係を次の図に示します。

図1-2 コントローラ,エージェント,リモートコントロールマネージャおよびリモートコントロールエージェントの関係

[図データ]

リモートコントロールの機能を使用すると,次のことができます。

また,ヘルプデスクで利用する場合などに便利な,次の機能があります。

この節では,これらの機能の概要について説明します。なお,JP1/NETM/Remote Controlは,JP1/IMと連携しています。このためJP1/IMのビューアであるJP1/IM - Viewからでも,リモートコントロールの機能を利用できます。

<この節の構成>
1.2.1 エージェントの画面を操作する
1.2.2 ファイルを転送する
1.2.3 エージェントを管理する
1.2.4 エージェントの画面情報を記録・再生する
1.2.5 チャットを利用する
1.2.6 エージェントからコントローラに接続要求を出す