64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentでは,JP1/NETM/Remote Control Agentと認証情報の設定方法が異なります。
認証情報以外の動作環境の設定方法については,「3.4 リモートコントロールエージェントの動作環境の設定」を参照してください。
64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentの認証情報には,コントローラからの接続をユーザ単位で制限するための,ユーザIDおよびパスワードを設定します。
エージェントでは,許可マネージャを設定することで特定のコントローラからの接続要求を拒否できますが,許可マネージャを複数のユーザが使用しているなど,さらに特定のユーザに対してだけリモートコントロールを許可したい場合は,この認証情報を設定します。ユーザID,パスワードともに,NULL指定(何も指定しない)でもかまいません。
認証情報を設定するダイアログボックスを次に示します。[リモートコントロールエージェント-プロパティ]ダイアログボックスでは[ユーザ認証]パネルがこれに当たります。
図I-15 [リモートコントロールエージェント-セットアップ]ダイアログボックス