ファイル転送機能を使用する場合の注意事項を次に示します。
- 次のような場合はファイルの転送ができません。
- [Remote Control]ウィンドウでエージェントと接続していない場合
- コントローラのリモートコントロールモードが監視の場合
- 接続先のエージェントがファイル転送機能をサポートしていないバージョン(03-30以前)の場合
- エージェントがログオン前の場合
- エージェントでファイル転送が許可されていない場合は,ファイルの転送ができません。ただし,[ファイル転送]ウィンドウでの操作中にエージェントでファイル転送を許可しないようプロパティを変更しても,リモートコントロールでの接続を切断するまでは,そのままファイルの操作を継続できます。
エージェントでのファイル転送の許可については,「3.4.6 ファイル転送の設定」を参照してください。
- バージョンが05-12以前のエージェントのフォルダおよびファイルは,新規作成,削除,名前の変更,および移動はできません(コピーだけができます)。
- 低速回線でのファイル転送中は,メモリ不足を回避するために,[Remote Control]ウィンドウでのリモートコントロール(エージェントの画面に対する操作)をしないようにしてください。
- ファイル転送中に回線障害が発生した場合,回線の切断を検知できないことがあります。この場合,ファイル転送用の再接続に失敗することがありますが,リモートコントロール機能などを利用して,エージェント側の[ファイル転送状況]ダイアログボックスをキャンセルすることで回避できます。
- ファイル転送できるファイルパスの最大長は半角260文字です。
- ファイル転送機能でリパースポイント(シンボリックリンクやジャンクション)のフォルダおよびファイルにアクセスすることはできません。