付録I.4 64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentのインストール内容の変更

インストールしたコンポーネントの変更,修復または削除する方法について説明します。

一度インストールしたコンポーネントを変更,修復または削除するには,メンテナンスウィザードを使用します。メンテナンスウィザードを使用すると,前回インストールした設定での再インストールや,製品のアンインストールもできます。なお,メンテナンスウィザードを使用する前に,64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentを終了してください。

<この項の構成>
(1) メンテナンスウィザードの起動
(2) コンポーネントの変更,修復または削除

(1) メンテナンスウィザードの起動

メンテナンスウィザードを起動するには,インストール済み製品のCD-ROMからインストーラを起動してください。コンピュータにインストールされている,64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentと同一バージョンのインストーラで上書きインストールしようとすると,メンテナンスウィザードが起動し,次に示すダイアログボックスが表示されます。

図I-12 [JP1/NETM/Remote Control Agent用のInstallShield ウィザードへようこそ]ダイアログボックス(上書きインストールする場合)

[図データ]

コンポーネントの変更,修復または削除を続行する場合は,[次へ]ボタンをクリックします。中止する場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(2) コンポーネントの変更,修復または削除

コンポーネントを変更,修復または削除できるメンテナンスウィザードのダイアログボックスが表示されます。

図I-13 [プログラムの保守]ダイアログボックス

[図データ]

メンテナンスウィザードのダイアログボックスで,「変更」,「修復」,または「削除」を選択してください。

変更
新しいコンポーネントを追加したい場合や,インストール済みコンポーネントの一部を削除したい場合に選択します。
「変更」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると,[カスタムセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。インストールするコンポーネントを変更し,新規インストールの場合と同様にインストールを進めてください。ただし,インストール先ディレクトリは変更できません。[カスタムセットアップ]ダイアログボックスの設定手順については,「付録I.3(4) コンポーネントおよびインストール先ディレクトリの選択」を参照してください。
インストールが完了すると,インストールの完了を確認するダイアログボックスが表示されます。
修復
前回インストールしたすべてのコンポーネントを再インストールしたい場合に選択します。
「修復」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると,再インストールが開始される処理状況を示すダイアログボックスが表示されます。再インストールが完了すると,再インストールの完了を確認するダイアログボックスが表示されます。
削除
すべてのコンポーネントを削除し,製品をアンインストールしたい場合に選択します。
「削除」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると[プログラムの削除]ダイアログボックスが表示されます。[プログラムの削除]ダイアログボックスの[削除]ボタンをクリックするとアンインストールが開始されます。

変更または削除するコンポーネントが使用中の場合は,次に示すダイアログボックスが表示されます。通知されたアプリケーションを終了してください。

図I-14 [使用中のファイル]ダイアログボックス

[図データ]

変更または削除を続行する場合は,アプリケーションを終了してから[再試行]ボタンをクリックしてください。[無視]ボタンをクリックすると,新しいコンポーネントが強制的に上書きまたは削除されます。強制的に上書きされたコンポーネントは,コンピュータを再起動したあとに有効になります。[終了]ボタンをクリックすると処理が中断されます。

なお,インストール内容を変更したあとに,再起動が必要なことを示すダイアログボックスが表示されます。画面の指示に従って,すぐ再起動するか,あとで再起動するかを選択してください。