2.3.1 JP1/NETM/Remote Controlのインストール

JP1/NETM/Remote Controlのインストールについて説明します。インストールの手順を次の図に示します。

図2-1 インストールの手順(JP1/NETM/Remote Controlの場合)

[図データ]

インストールするには,Administrator権限が必要です。

なお,インストーラの画面や表示される項目は,プログラムごとに多少異なります。ここでは,プログラムや機能を特に限定している場合を除き,説明にはJP1/NETM/Remote Control Agentのインストーラの画面図を使用しています。

<この項の構成>
(1) インストーラの起動
(2) 注意事項の確認(JP1/NETM/Remote Control Agentの場合だけ)
(3) ユーザの登録
(4) インストールディレクトリの設定
(5) コンポーネントの選択
(6) プログラムフォルダの選択
(7) インストール内容の確認
(8) インストールの終了

(1) インストーラの起動

提供媒体をCD-ROMドライブに入れ,起動したインストーラの指示に従ってインストールを進めます。

インストーラを起動すると,JP1/NETM/Remote Controlのインストールプログラムが起動し,セットアップ用ダイアログボックスが表示されます。

図2-2 [JP1/NETM/Remote Control Agent セットアップ]ダイアログボックス

[図データ]

インストールを続ける場合は,[次へ]ボタンをクリックしてください。インストールを中止するときは,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(2) 注意事項の確認(JP1/NETM/Remote Control Agentの場合だけ)

JP1/NETM/Remote Control Agentを新規にインストールする場合は,ここで[注意事項]ダイアログボックスが表示されます。[注意事項]ダイアログボックスに表示される項目は,インストール先のOSによって次のように異なります。

(3) ユーザの登録

ユーザの名前と所属する会社名を登録します。

図2-5 [ユーザ登録]ダイアログボックス

[図データ]

入力が終了したら,[次へ]ボタンをクリックします。[戻る]ボタンをクリックすると,セットアップダイアログボックスに戻ります。

(4) インストールディレクトリの設定

JP1/NETM/Remote Controlのインストール先ディレクトリを設定します。このダイアログボックスは,新規インストール時だけ表示されます。上書きインストール時は,既存のインストール先ディレクトリに自動的にインストールされます。

図2-6 [インストールディレクトリの設定]ダイアログボックス

[図データ]

デフォルトのインストール先は次のとおりです(C:はOSがインストールされているドライブ名)。

ただし,OSが,Windows Server 2012,64ビット版のWindows 8,Windows Server 2008 R2,64ビット版のWindows 7,64ビット版のWindows Server 2008,64ビット版のWindows VistaまたはWindows Server 2003 (x64)のコンピュータにインストールする場合,「Program Files」が「Program Files (x86)」になります。

[次へ]ボタンをクリックすると,インストールが続行されます。

(5) コンポーネントの選択

インストールするコンポーネントおよびサブコンポーネントを選択します。なお,06-51以前のバージョンからの上書きインストールの場合は,このダイアログボックスは表示されません。すべてのコンポーネントがインストールされます。

図2-7 [コンポーネントの選択]ダイアログボックス

[図データ]

次に示すコンポーネントから,インストールしたいものを選択します。

このとき,「リモートコントロールマネージャ」または「リモートコントロールエージェント」を選択しないで,「チャット」や「オンラインヘルプ」だけを選択することはできません。

[次へ]ボタンをクリックすると,インストールが続行されます。

(6) プログラムフォルダの選択

プログラムのアイコンの登録先となるプログラムフォルダを指定します。デフォルト値を変更したり,既存のプログラムフォルダから選択したりできます。また,「¥」で区切ってプログラムフォルダを階層化することもできます。

なお,このダイアログボックスは,新規インストール時だけ表示されます。バージョンアップ時は,既存のプログラムフォルダが自動的に使用されます。

図2-8 [プログラムフォルダの選択]ダイアログボックス

[図データ]

[次へ]ボタンをクリックすると,インストールが続行されます。

(7) インストール内容の確認

JP1/NETM/Remote Controlのファイルのコピーを開始するための情報が表示されます。

図2-9 [インストールの確認]ダイアログボックス

[図データ]

内容を確認したあと,変更が必要な場合は,[戻る]ボタンをクリックします。ただし,上書きインストールの場合は,変更できない項目もあります。

変更が必要でなければ,[次へ]ボタンをクリックしてください。インストール状況を示すダイアログボックスが表示されて,ファイルのコピーが始まります。

(8) インストールの終了

ファイルのコピーが終了すると,[インストール終了]ダイアログボックスが表示されます。

図2-10 [インストール終了]ダイアログボックス

[図データ]

リモートコントロールエージェントのインストールの場合は,「セットアップの起動」チェックボックスをオンにすると,続けてセットアッププログラムを起動できます。

また,PCの状況によっては,インストールを完了するために再起動が必要なことを示す内容が表示される場合があります。その場合は,画面の指示に従って,すぐ再起動するか,あとで再起動するかを選択します。

[完了]ボタンをクリックすると,インストールが終了します。