コントローラは,エージェントに接続してエージェントの画面を呼び出し,その画面を操作できます。リモートコントロールマネージャのウィンドウ([Remote Control]ウィンドウ)で,エージェントの画面を呼び出している状態を次の図に示します。
図1-3 [Remote Control]ウィンドウ
![[図データ]](figure/rm010200.gif)
コントローラは,エージェントに対して次のような操作ができます。操作の詳細については,「4.2 リモートコントロールの操作」を参照してください。
- キーボード,マウスの操作
- 呼び出した画面に対し,文字を入力したり,アイコンをドラッグしたりするなど,自PCに対するのと同じようなキーボード操作,マウス操作ができます。[Ctrl]+[Tab]などのショートカットキーは,キーボード上で直接入力しないで,特殊キーとしてボタンで実行します。
- エージェントのシャットダウンとリブート
- コントローラから,エージェントのシャットダウンやリブートを指示できます。
- エージェントのPCにパワーオフ機能が付いている場合は,シャットダウンしたあとに電源を切るといった指示もできます。また,リブート時にエージェントへの再接続を設定しておくと,エージェントが再起動したときに自動的に再接続し,リモートコントロールを継続できます。
- クリップボードのデータを転送する
- コントローラ-エージェント間でクリップボードのデータを転送できます。この機能を使用すると,コントローラの文書とエージェントの文書との間で,同じマシン上にある文書同士のように,テキストやビットマップをカット&ペーストできます。
- エージェントのアプリケーションおよびプロセスを強制終了する
- エージェントがWindows MeまたはWindows 98の場合は,リモートコントロール中にエージェントのアプリケーションおよびプロセスがハングアップしたときに,エージェントに表示される[リモートコントロールプロセスビューア]ウィンドウを使用して,コントローラからエージェントのアプリケーションおよびプロセスを強制終了できます。