付録B.1 基本機能のステータスコード
基本機能は、処理が終了すると処理結果をステータスコードで配布管理システムに通知します。ステータスコードの体系を次に示します。
- es(エンドステータス)
-
基本機能がどこまで処理したかを設定します。
- us(ユーザステータス)
-
配布支援機能がどこまでパッケージ配布を処理したかを設定します。なお、UAPを標準ゼネレータで組み込んだ場合は、基本機能でもエンドステータスで配布結果を設定します。
- e2(エンドステータス2)
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基本機能の保守情報です。
- rc(ユーザ組み込み処理およびユーザ収集処理の終了コード)
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ユーザ組み込み処理またはユーザ収集処理でエラーになったときに、ユーザ組み込み処理またはユーザ収集処理の終了コードを設定します。
- rs(リカバリステータス)
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リカバリ機能の実行結果を設定します。
エンドステータスを表B-1、エンドステータス2を表B-2、リカバリステータスを表B-3に示します。ユーザステータスについては、配布管理システムまたは配布支援機能のプログラムのマニュアルを参照してください。
エンドステータスまたはユーザステータスでパッケージ配布のエラーになった場合は、エラーの詳細をメッセージとして通知します。メッセージについては、「10.2 基本機能のメッセージ」を参照してください。
- 注※
-
監視時間を超えた処理は、エンドステータス2で区別できます。
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エンドステータス2が、(00)の場合
ユーザ組み込み後処理またはPPインストール後処理が、監視時間を超えました。
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エンドステータス2が、(01)の場合
ユーザ組み込み前処理が監視時間を超えました。
-
エンドステータス2 |
意味 |
---|---|
20 |
詳細通知が未サポート |
30 |
サービスが起動されていない |
60 |
マシン電源断 |
ff |
その他 |