rdsinssetコマンド(組み込みパッケージの選択)
機能
配布されたパッケージを組み込むかどうかを選択します。
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組み込みが許可されているパッケージの一覧を表示します。
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組み込みが許可されているパッケージを組み込みます。
形式
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組み込み許可のパッケージの一覧を表示
rdsinsset -l
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組み込み許可のパッケージの組み込み
rdsinsset -x -r完全資源名〔完全資源名…〕
オプション
- -l
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組み込みが許可されているパッケージの一覧を表示します。
- -r完全資源名
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コマンドを実行する対象の完全資源名を指定します。完全資源名は複数指定できます。指定する形式を次に示します。
DM種別コード.グループ名.資源名〔.バージョン/リビジョン〔.世代番号〕〕
バージョン/リビジョンおよび世代番号を省略した場合は、それ以外の条件が一致するすべてのパッケージが操作対象になります。
- -x
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組み込みが許可されているパッケージを組み込みます。
表示形式
- (例1)
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組み込み許可パッケージ一覧の表示形式(クライアントWSの場合)を次に示します。
- (例2)
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組み込み許可パッケージ一覧の表示形式(エンドWSの場合)を次に示します。
- (例3)
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許可されたパッケージを組み込んだときの表示形式を次に示します。
注意事項
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組み込み許可パッケージの一覧で組み込み期限超過マーク(*)が表示されているパッケージは、組み込めません。
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ManagingHostで設定したホスト以外から配布されたパッケージは組み込めません。
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OSの再起動が設定されているパッケージを指定した場合、出力されるメッセージ(KDDM0559-QおよびKDDM0560-Q)に従ってキーを入力してください。この操作をすることで、パッケージをインストールし、OSを再起動できるようになります。
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組み込み許可パッケージの一覧で分割配布中のパッケージは、資源状態がERRORと表示されます。
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rdsinsset -xコマンドでは、上書きの指定がなくても組み込み済みのパッケージを組み込みます。
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システム起動時組み込み、またはシステム停止時組み込みのパッケージは、rdsinsset -xコマンドを一度実行した後にシステムの再起動を行ってください。
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このコマンドはバックグラウンドで実行(「&」を付加して実行)しないでください。