コマンドの一覧
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの基本機能および組み込み支援機能で使用するコマンドの一覧を表8-1に示します。「※2」が付いたコマンドが、組み込み支援機能のコマンドです。
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの一部のコマンドはサーチパス名で実行します。コマンド名の先頭に次のパス名を付けてください。サーチパス名で実行するコマンドについては、各コマンド説明の「形式」の項を確認してください。
-
OSがHP-UX以外の場合:/NETMRDS/COM/
-
OSがHP-UXの場合:/opt/NETMDMW/bin/, /opt/NETMDMW/lbin/
表8‒1 JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのコマンド一覧(基本機能・組み込み支援機能) 分類
コマンド名
オプション
機能概要
実行権限
コマンドの実行可否
エンドWS
クライアントWS
ソフトウェアの登録、配布
rdsft
-c
パッケージング
S※1
○
○
-a
パッケージ配布
S
○
×
rdscm
共用資源の登録
◎
○
○
rdslst
登録対象のソフトウェアの表示
S
○
○
rdsrf
-a
クライアントWSへのパッケージ配布(自UNIXマシンへパッケージを配布)
S
×
○
-q
クライアントWSへのパッケージ配布(rdsrfコマンドの処理を停止)
S
×
○
rdsinsset
-l
組み込みパッケージの選択(パッケージの一覧表示)
S
○
○
-x
組み込みパッケージの選択(パッケージの組み込み)
S
○
○
rdsrsclst
指定なし
組み込み済みのパッケージと組み込み待ちのパッケージを表示
S
○
○
-i
組み込み済みのパッケージを表示
S
○
○
-w
組み込み待ちのパッケージを表示
S
○
○
rdsupt※2
組み込み日時が指定されたパッケージの組み込み
S
○
○
rdssts
パッケージ配布コマンドの動作状態の確認
◎
○
○
ファイルの収集
rdscfclr
収集庫の初期化
S
○
○
指令の管理
rdsma
-a
配布指令の有無の監視(配布指令の確認の開始)
S
○
×
-q
配布指令の有無の監視(配布指令の確認の停止)
S
○
×
グループidの管理と使用
rdsiddefine
-s
グループid定義ファイルの登録
S
×
○
-ll
グループid定義ファイルの表示
S
×
○
-dl
グループid定義の解除
S
×
○
rdsidexec
グループidを指定した指令の実行
S
×
○
ユーザ資源の管理
rdslistdel
ユーザ資源組み込み情報の削除
S
○
○
rdsusnd
ユーザ資源状態の報告
◎
○
○
障害対策
rdsrecover
組み込み失敗時のリカバリ
S
○
○
rdsbkclear
バックアップの削除
S
○
○
システム構成の削除
rdssys
-u
自システム構成情報の上位システムからの削除
S
○
○
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの起動と停止
rdsstart
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの起動
S
○
○
rdskillsrv
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの停止
S
○
○
- (凡例)
-
空白:オプションの種類を問わないことを示します。
S:スーパユーザだけ実行できます。
◎:任意の利用者名称で実行できます。
○:該当するUNIXマシンで実行できます。
×:該当するUNIXマシンで実行できません。
- 注※1
-
ユーザデータおよびユーザプログラムを登録する場合は、任意の利用者名称で実行できます。
- 注※2
-
組み込み支援機能のコマンドです。