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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


5.4.1 ポート番号の設定

ポート番号の設定は、使用するワークステーション種別によって異なります。

ポート番号を省略した時のデフォルト値を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) エンドWSとして使用する場合

ファイル転送サーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに設定します。JP1/IT Desktop Management 2 - Managerと同じポート番号を設定してください。/etc/servicesファイルの記述形式を次に示します。

〔△0netmdm△1ポート番号/tcp〕
〔△0netmdmw△1ポート番号/tcp〕
〔△0netmdmclt△1ポート番号/tcp〕
ポート番号 〜<符号なし整数>((5001〜65535))

ポート番号を指定します。ポート番号は、ネットワークシステム内でユニークな番号を指定してください。

netmdmw ポート番号/tcp

エンドWS内で通信をする場合にポート番号を指定します。

netmdmclt ポート番号/tcp

上位システムからの起動要求を受信するポート番号を指定します。

配布管理システムとファイアウォールを経由して接続するときは、必ずこの指定をしてください。この指定を省略するとポート番号:31001が仮定されます。

(2) クライアントWSとして使用する場合

ファイル転送サーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに設定します。JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(中継システム)(Windows版)と同じポート番号を設定してください。/etc/servicesファイルの記述形式を次に示します。

〔△0netmdmw△1ポート番号/tcp〕
〔△0netmdmclt△1ポート番号/tcp〕
ポート番号 〜<符号なし整数>((5001〜65535))

中継システムのファイル転送サーバのポート番号を指定します。ポート番号は、ネットワークシステム内でユニークな番号を指定してください。

netmdmclt ポート番号/tcp

上位システムからの起動要求を受信するポート番号を指定します。

中継システムとファイアウォールを経由して接続するときは、必ずこの指定をしてください。この指定を省略すると、ポート番号:31001が仮定されます。