5.4.1 ポート番号の設定
ポート番号の設定は、使用するワークステーション種別によって異なります。
ポート番号を省略した時のデフォルト値を次に示します。
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netmdm:31021
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netmdmw:31002
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netmdmclt:31001
- 〈この項の構成〉
(1) エンドWSとして使用する場合
ファイル転送サーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに設定します。JP1/IT Desktop Management 2 - Managerと同じポート番号を設定してください。/etc/servicesファイルの記述形式を次に示します。
〔△0netmdm△1ポート番号/tcp〕 〔△0netmdmw△1ポート番号/tcp〕 〔△0netmdmclt△1ポート番号/tcp〕
- ポート番号 〜<符号なし整数>((5001〜65535))
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ポート番号を指定します。ポート番号は、ネットワークシステム内でユニークな番号を指定してください。
- netmdmw ポート番号/tcp
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エンドWS内で通信をする場合にポート番号を指定します。
- netmdmclt ポート番号/tcp
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上位システムからの起動要求を受信するポート番号を指定します。
配布管理システムとファイアウォールを経由して接続するときは、必ずこの指定をしてください。この指定を省略するとポート番号:31001が仮定されます。
(2) クライアントWSとして使用する場合
ファイル転送サーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに設定します。JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(中継システム)(Windows版)と同じポート番号を設定してください。/etc/servicesファイルの記述形式を次に示します。
〔△0netmdmw△1ポート番号/tcp〕 〔△0netmdmclt△1ポート番号/tcp〕
- ポート番号 〜<符号なし整数>((5001〜65535))
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中継システムのファイル転送サーバのポート番号を指定します。ポート番号は、ネットワークシステム内でユニークな番号を指定してください。
- netmdmclt ポート番号/tcp
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上位システムからの起動要求を受信するポート番号を指定します。
中継システムとファイアウォールを経由して接続するときは、必ずこの指定をしてください。この指定を省略すると、ポート番号:31001が仮定されます。