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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


2.1.5 組み込み失敗時のリカバリを指定した配布

配布されたパッケージが組み込みに失敗した場合、旧バージョンへリカバリするよう、パッケージング時に登録ファイルで指定できます。

リカバリを指定した配布指示が実行されると、配布先システム側で旧バージョンのバックアップを取得してからパッケージの組み込みを開始します。パッケージが組み込まれなかった場合、配布先システムでは取得された旧バージョンのバックアップを使用してリカバリが実行されます。リカバリの実行結果はリカバリステータスとして配布管理システムに報告されます。

パッケージング時のリカバリの指定方法については「2.2.3(1) 登録ファイルの作成」を参照してください。組み込み時のリカバリの動作については「2.4.3 組み込み失敗時のリカバリ」を参照してください。