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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


2.1.1 パッケージ組み込み前後にUAPを起動する配布

ソフトウェアの登録時または配布時の指定で、パッケージの組み込み処理の前後に、ユーザ固有の処理をするプログラムを起動させることができます。プログラムの起動はスーパユーザで実行されます。

〈この項の構成〉

(1) 基本機能で作成するUAP起動処理

基本機能を使用した場合、次の表に示すUAP起動処理を指定できます。UAPの作成方法については、「2.2.3(4) 組み込み時に実行させるUAPの作成(基本機能)」を参照してください。

処理の種類

処理の説明

登録するUAPの例

ユーザ組み込み処理

他社ソフトウェア、ユーザデータ・ユーザプログラム、およびOSパッチの組み込み前後にUAPを起動する。次の二つに大別される。

  • ユーザ組み込み前処理

    組み込み前に実行する処理。

  • ユーザ組み込み後処理

    組み込み後に実行する処理。

他社ソフトウェア、OSパッチの場合

  • 組み込んだソフトウェアの起動

  • 関連するソフトウェアの起動

  • 組み込むソフトウェアの停止

ユーザデータ・ユーザプログラムの場合

  • 配布された外字の登録作業

  • 組み込み後のメッセージ出力

  • 配布されたソースプログラムをコンパイルし、オブジェクトプログラムを作成する作業

PPインストール後処理

日立プログラムプロダクトの組み込み(セットアップ)完了後にUAPを起動する。

  • 組み込んだ日立プログラムプロダクトの起動

  • 関連する日立プログラムプロダクトの起動

  • 組み込む日立プログラムプロダクトの停止

  • ワークファイルの削除