AIT_VerifyEnabled
機能
アクティブなウィンドウの特定のコントロールが使用可能かを確認します。
形式
integer AIT_VerifyEnabled ( string strCaption, // コントロールのキャプション integer nCtrlType // コントロールタイプ [,integer nCtrlPos] // タブオーダー ); integer AIT_VerifyEnabled ( integer nCtrlID, // コントロールID integer nCtrlType // コントロールタイプ [,integer nCtrlPos] // タブオーダー );
引数
strCaption(入力用)
コントロールのキャプションを指定してください。
nCtrlID(入力用)
コントロールIDを指定してください。
nCtrlType(入力用)
コントロールタイプを指定してください。次の値のどれかに該当する必要があります。
値 |
意味 |
---|---|
BUTTON_CTRL |
コントロールタイプはコマンドボタンです。 |
CHECKBOX_CTRL |
コントロールタイプはチェックボックスです。 |
OPTIONBUTTON_CTRL |
コントロールタイプはオプションボタンです。 |
EDIT_CTRL |
コントロールタイプはエディットボックスです。 |
STATIC_CTRL |
コントロールタイプはスタティックテキストです。 |
COMBO_CTRL |
コントロールタイプはコンボボックスです。 |
LISTBOX_CTRL |
コントロールタイプはリストボックスです。 |
SPIN_CTRL |
コントロールタイプはスピンコントロールです。 |
TREE_CTRL |
コントロールタイプはツリーコントロールです。 |
LIST_CTRL |
コントロールタイプはリストコントロールです。 |
DTPICKER_CTRL |
コントロールタイプは日時ピッカーです。 |
nCtrlPos(入力用、省略可)
コントロールのタブオーダーを指定してください。
戻り値
コントロールが使用できる場合の戻り値は1、使用できない場合の戻り値は0、失敗した場合の戻り値は-1となります。
関数が-1を返した場合には、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。
拡張エラー番号 |
エラーコード |
---|---|
8 |
ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY |
14 |
ERROR_OUTOFMEMORY |
87 |
ERROR_INVALID_PARAMETER |
112 |
ERROR_DISK_FULL |
1400 |
ERROR_INVALID_WINDOW_HANDLE |
1460 |
ERROR_TIMEOUT |
注意事項
コントロールは、完全なキャプションまたは関連するラベル名を使用するか、キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定することで認識できます。キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定する場合は、文字列の最初に「~」(波記号)を付けます。