AIT_SetComboEditSelText
機能
アクティブなウィンドウのコンボボックスでテキスト選択を設定します。
形式
bool AIT_SetComboEditSelText ( string strCaption, // コントロールのキャプション integer nStartSel, // コントロールの開始位置 integer nEndSel // コントロールの終了位置 [,float fTimeOut] // タイムアウト時間 ); bool AIT_SetComboEditSelText ( integer nCtrlID, // コントロールのキャプション integer nStartSel, // コントロールの開始位置 integer nEndSel // コントロールの終了位置 [,float fTimeOut] // タイムアウト時間 );
引数
strCaption(入力用)
コントロールのキャプションを指定してください。
nCtrlID(入力用)
コントロールIDを指定してください。
nStartSel(入力用)
エディットコントロール内のテキストを選択する開始位置を指定してください。nStartSelの基準値は0です。
nEndSel(入力用)
エディットコントロール内のテキストを選択する終了位置を指定してください。
fTimeOut(入力用、省略可)
この関数がコントロールを見つけるために使用できる最大時間を秒単位で指定してください。省略した場合は、関数AIT_SetDefaultWaitTimeoutで設定した値が使用されます。
戻り値
この関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue、そのほかの場合はfalseとなります。
関数がfalseを返した場合には、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。
拡張エラー番号 |
エラーコード |
---|---|
8 |
ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY |
14 |
ERROR_OUTOFMEMORY |
87 |
ERROR_INVALID_PARAMETER |
112 |
ERROR_DISK_FULL |
1400 |
ERROR_INVALID_WINDOW_HANDLE |
1460 |
ERROR_TIMEOUT |
注意事項
-
開始値が終了値より大きくてもかまいません。2つの値の小さい方が選択テキストの最初の文字位置を指定します。大きい方の値は、選択テキストを超えた最初の文字位置を指定します。
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開始値は選択テキストの固定点となり、終了値は変動する終点になります。ユーザが[Shift]キーを使用して選択テキストのサイズを調整すると、開始が0で終点が-1の場合、エディットコントロール内のすべてのテキストが選択されます。開始が-1の場合、アクティブな選択は解除されます。
-
コントロールは、完全なキャプションまたは関連するラベル名を使用するか、キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定することで認識できます。キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定する場合は、文字列の最初に「~」(波記号)を付けます。