18.3.1 integer型
integer型は、-2,147,483,648〜+2,147,483,647の数字を含む基本データ型です。数字に小数や指数を含むことはできません。
キーワード「integer」を使用すると、integer型変数の宣言や、変数や定数を初期化できます。このキーワードはDEFINEセクションだけで使用できます。複数の変数を宣言するときは、変数を「,」(コンマ)で区切ってください。
また、キーワード「integer」と組み合わせてキーワード「const」を使用すると、定数を宣言できます。DEFINEセクションで宣言した定数は、値を参照できるようになりますが、MAINセクションやERRORセクションで値を変更することはできません。
(1) 形式
DEFINE { [const] integer variable_name1 [= integer_constant1] [, variable_name2 [= integer_constant2] ] ; }
(2) 記述例
DEFINE { const integer OK_END = 0, NG_END = -1 ; // 有効 integer end_status, return_code; // 0に初期化 }
(3) 備考
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変数や定数を初期化する場合、初期化の値は10進数でだけ指定できます。
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integer型変数に割り当てられる値は、integer型、bool型、float型のどれかです。ただし、値がfloat型の場合は正確性を欠くおそれがあるため、文法チェック時に、アウトプットウィンドウに警告メッセージが表示されます。
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すべての変数は、デフォルトで0に初期化されます。(2)の例での「end_status」および「return_code」は、0で初期化されています。