14.19.18 INSTALLSOFTWARE_CONDITIONS(ソフトウェア条件の指定)
INSTALLSOFTWARE_CONDITIONSタグでは、リモートインストールの前提とするソフトウェアまたは更新プログラムの条件を指定します。このタグは、dcmpackコマンドで使用します。
指定できるパラメタ、およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
パラメタ |
内容 |
コマンドの引数 |
---|---|---|
ソフトウェア条件 |
− |
(凡例) −:コマンドの引数では指定できない
(1) 形式
INSTALLSOFTWARE_CONDITIONS{ condition=ソフトウェア条件 }
(2) 説明
-
condition=ソフトウェア条件
前提とするソフトウェアまたは更新プログラムの条件を指定します。ソフトウェア条件は複数指定できます。複数指定すると、どれか1つ以上の条件を満たす場合にインストールされます。
- 条件
-
前提とするソフトウェアまたは更新プログラムのインストール状況を、「Y」(インストール済)または「N」(未インストール)で指定します。
- 種別
-
ソフトウェアと更新プログラムのどちらを前提とするかを、「S」(ソフトウェア)または「U」(更新プログラム)で指定します。
- ソフトウェア名
-
前提とするソフトウェアまたは更新プログラムの名称を、角括弧([ ])で囲んで指定します。名称に「]」が含まれている場合は、「]」を「]]」と指定してください。
(例)ソフトウェア名がSoft[sample]abcの場合の指定方法
[Soft[sample]]abc]
- 等符号
-
「=」「>」「>=」「<」「<=」「<>」のうち、条件に合うものを指定します。
- バージョン
-
比較対象となるバージョンを指定します。条件が「N」(未インストール)の場合、および種別が「U」(更新プログラム)の場合は、指定しても無視されます。
(3) 注意事項
-
UNIXのコンピュータへ配布するパッケージの場合、このタグは指定できません。
-
種別が種別が「U」(更新プログラム)の場合、「等符号」を指定できません。