3.3.2 シャットダウン時の注意事項
クライアント制御を使用してコンピュータをシャットダウンする場合の注意事項を次に示します。
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Windowsのコンピュータを自動的にシャットダウンしようとしても、シャットダウンしなかったり再起動したりすることがあります。これはハードウェアまたはWindowsの環境が、自動シャットダウンに対応していないことが原因のおそれがあります。この場合は、ハードウェアが自動シャットダウンに対応しているかを確認してください。また、ハードウェアメーカーが提供している最新のアップデートプログラムを実行し、Windowsとハードウェア仕様の整合性を取るようにしてください。ハードウェアが自動シャットダウンに対応していて、アップデートプログラムを実行しても現象が再現する場合は、ハードウェアメーカーおよびMicrosoft社が提供する情報を参照してください。
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中継システムおよび管理用中継サーバに対してシャットダウンする指定をしても無視されます。
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UNIXのコンピュータは自動的にシャットダウンできません。
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UNIX、Macのコンピュータに適用する「コンピュータ(UNIX)のシステム情報の取得」ジョブ、「コンピュータ(UNIX)のソフトウェア情報の取得」ジョブでは、シャットダウンの指定はできません。
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Windowsのコンピュータでスクリーンセーバーが起動され、パスワードで保護されている場合、自動的にシャットダウンはできません。
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シャットダウンを指定したジョブの受信時に編集中のファイルが存在した場合、自動的にシャットダウンはできません。
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シャットダウンを指定したジョブを上位システムから実行しても、対象のコンピュータがログオン前の場合は、エージェント設定の[利用者への通知設定]の[コンピュータの再起動の設定]で指定したとおりの動作をしません。
対象のコンピュータがログオン前の場合で、[指定する時間内に利用者の応答がない場合に、自動的に再起動する]を選択しているときは、確認ダイアログボックスを表示しないでシャットダウンします。
なお、ここでいう「ジョブを上位システムから実行」とは、管理対象のコンピュータ側からパッケージセットアップマネージャを使用してジョブを実行する場合以外を示します。