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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


11.2.13 ソフトウェアライセンスを移管する手順

機器に割り当てているソフトウェアライセンスを、そのまま別の機器に移管できます。ソフトウェアライセンスを移管できる機器は、機器種別がPC、サーバ、プリンタ、ネットワーク装置、および不明な機器です。

機器のリプレースが発生した場合、リプレース前の機器に割り当てていたソフトウェアライセンスをリプレース後の機器に移管できます。機器に割り当てていたすべてのソフトウェアライセンスを一括で移管できるので便利です。

重要

移管先の機器にソフトウェアライセンスが割り当てられている場合は、ソフトウェアライセンスを移管できません。この場合、あらかじめ移管先の機器で、ソフトウェアライセンスの割り当てを解除してください。

メモ

機器のメンテナンスを利用して機器を削除し、その機器のソフトウェアライセンスを新規の機器に移管する場合は、自動削除されるまでの期間のうちに移管するか、ソフトウェアライセンスの移管が完了するまで一時的に自動削除の対象外にしておいてください。

ソフトウェアライセンスを移管するには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. [機器情報]画面で移管元の機器を選択します。

  3. [操作メニュー]の[ソフトウェアライセンスを移管する]を選択します。

  4. 表示されるダイアログで移管先の機器を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

選択した機器にソフトウェアライセンスが移管されます。移管元の機器からは、ソフトウェアライセンスの割り当てが解除されます。