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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


9.8.1 更新プログラムを自動配布する手順

管理者が設定したセキュリティポリシーに従って、自動的に更新プログラムをダウンロードして、管理対象のコンピュータに配布できます。

例えば、セキュリティ対策の一環として、更新プログラムが適用されていないコンピュータに対して、更新プログラムを自動配布するようセキュリティポリシーに設定します。すると、日本マイクロソフト社から更新プログラムがダウンロードされて、自動で更新プログラムファイルが登録されます。そして、セキュリティの判定結果に従って、更新プログラムファイルがコンピュータに自動で配布されます。

更新プログラムを自動で配布するには:

  1. セキュリティ画面を表示します。

  2. メニューエリアで[セキュリティポリシー]−[セキュリティポリシー一覧]を選択します。

  3. インフォメーションエリア上部の[追加]ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログで、[更新プログラム]をクリックします。

  5. 表示されるダイアログで、[更新プログラム適用]の[有効]をチェックして[設定項目]、[適正状態]、および[不適正時の危険レベル]を指定します。さらに、[自動対策]にチェックしたあと、[更新プログラムを配布(ITDM互換配布)]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

  6. メニューエリアの[機器のセキュリティ状態]で、更新プログラムを自動配布したいコンピュータが含まれるグループを選択します。

  7. インフォメーションエリア上部で、更新プログラムを自動配布したいコンピュータを選択して、[操作メニュー]の[ポリシーを割り当てる]を選択します。

  8. 表示されるダイアログで、割り当てるセキュリティポリシーを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

更新プログラムが適用されていないコンピュータに、自動で更新プログラムが適用されます。

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