Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


8.1 ネットワークモニタを有効にする手順

オンライン管理のコンピュータのネットワークモニタを有効にすると、そのコンピュータが所属するネットワークセグメントに対して、ネットワークに接続された機器を自動的に発見したり、機器のネットワーク接続を制御したりできるようになります。

ネットワークモニタを有効にするには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. メニューエリアの[機器情報]で、[機器一覧(ネットワーク)]から該当するネットワークセグメントを選択します。

  3. インフォメーションエリアでエージェント導入済みのコンピュータを選択します。

  4. [操作メニュー]の[ネットワークモニタを有効にする]を選択します。

選択したコンピュータのネットワークモニタが有効になり、ネットワークセグメントのネットワークが監視されます。

ネットワークモニタが有効になっているコンピュータには、管理種別に[図データ][図データ]または[図データ]が表示されます。また、メニューエリアのグループに[図データ]が表示されます。

重要

メニューエリアに表示されるネットワークモニタの動作状態が「ネットワークモニタが有効です」または「ネットワークモニタを有効化しています」の場合、次の操作が制限されます。

  • 該当するネットワークのグループを削除できません。

  • ネットワークモニタが有効になっているコンピュータは除外対象にできません。また、削除もできません。

重要

ネットワークモニタを有効にする場合、あらかじめ管理用サーバにコンポーネント(ネットワークモニタエージェント)が登録されている必要があります。

重要

UNIXエージェント、Macエージェントはネットワークモニタを有効にできません。

重要

複数サーバ構成の場合、ネットワークモニタを有効化できるのは、自サーバ直下のコンピュータだけです。

重要

同一の機器に対してネットワークモニタの有効化と無効化を短時間に繰り返し行うと、ネットワークモニタの有効化に失敗する場合があります。失敗した場合は、しばらくしてからネットワークモニタの有効化を再度実行してください。

ヒント

設定画面の[ネットワーク制御]−[ネットワークモニタ設定の割り当て]画面でもネットワークモニタを有効にできます。

ヒント

エージェント導入済みのコンピュータに、提供媒体から「JP1/IT Desktop Management 2 - Network Monitor」をインストールする方法でも、ネットワークモニタを有効にできます。

ヒント

ネットワークモニタを有効にしたコンピュータが複数のネットワークセグメントに所属している場合、所属しているすべてのネットワークセグメントでネットワークモニタが有効になります。