Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.8.7 録画ファイルをAVI形式に変換する手順

録画ファイルを再生するには、コントローラの提供するリモコンプレーヤーが必要です。このため、録画ファイルを再生できるのはコントローラがインストールされた環境に限られます。しかし、録画ファイルをAVIファイルに変換することで、コントローラがインストールされていないコンピュータでも録画した内容を再生できるようになります。

また、AVIファイルに変換しておくと、ほかのアプリケーションを利用してタイトルやコメントを付けるなどの編集ができます。なお、録画中にコンピュータの解像度が変更された場合は、AVIファイルへ変換したあとも正しく再生されませんので注意してください。

AVIファイルへの変換は、変換ウィザードで実行します。変換ウィザードを使用して、録画ファイルをAVIファイルに変換する方法を次に説明します。

録画ファイルをAVI形式に変換するには:

  1. [リモートコントロール]ウィンドウのメニューで、[ファイル]−[スクリーン操作を再生]−[変換]を選択します。

    変換ウィザードが起動します。

  2. 変換したい録画ファイルを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. 変換後のAVIファイルを指定して、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. AVIファイルへの変換時に使用する圧縮形式を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. フレームレートと画像品質を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. 変換が開始され、変換状況が表示されます。

  7. 変換が完了したら、[完了]ボタンまたは[再生]ボタンをクリックします。

変換ウィザードが終了します。

[再生]ボタンをクリックすると、AVIファイルに関連づけられているアプリケーションを起動し、変換ウィザードが終了します。Windowsのデフォルトでは、Windows Media Playerが起動します。