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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.5.25 リモートCD-ROMを利用する手順

コントローラ側のコンピュータのCD/DVDドライブ(ドライブ種別がCD-ROMのドライブ)を、接続先のコンピュータのドライブとして利用できます。リモートコントロール中にファイル転送することなくCD-ROMからソフトウェアをインストールしたり、RFBで接続する場合に、ブートドライブにリモートCD-ROMのドライブを指定してOSの修復作業に当たったりできます。

複数サーバ構成の場合、自サーバの直下の機器、およびネットワーク接続が可能な機器に対して、リモートCD-ROM機能を利用できます。

重要

リモートCD-ROM機能を利用する場合、接続先のコンピュータがAMTのIDE-R機能を利用できる必要があります。接続方法は、標準接続とRFBでの接続の両方で利用できます。

リモートCD-ROMを利用するには:

  1. [リモートコントロール]ウィンドウのメニューで、[ツール]−[CD/DVDのマウント]を選択します。

コントローラ側のCD/DVDドライブが、接続先のコントローラのドライブとして利用できるようになります。このとき、メニューの項目名に続いて、接続先名と接続先でのドライブ名が表示されます。

リモートCD-ROMを解除するには、メニューで[ツール]−[CD/DVDのアンマウント]を選択してください。

ヒント

リモートコントロールの接続が切断された状態でも、リモートCD-ROMをマウントした状態を保てます。これによって、接続先のコンピュータ起動時にブートドライブとして、リモートCD-ROMのドライブを利用できます。