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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.5.6 操作画面からリモートコントロールを開始する手順

JP1/IT Desktop Management 2の操作画面から、選択したコンピュータに接続してリモートコントロールできます。

コンピュータに接続するには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. [機器情報]画面で、接続するコンピュータを選択します。

    ヒント

    フィルタを利用すると、目的のコンピュータを効率良く検索できます。

  3. [リモートコントロールを開始する]ボタンをクリックします。

コントローラ([リモートコントロール]ウィンドウ)が起動して、接続先のコンピュータの画面が表示されます。複数のコンピュータに接続すると、接続先の数だけウィンドウが起動します。

なお、コンピュータ側で認証情報が設定されている場合は、接続時に認証情報を入力するダイアログが表示されます。この場合、エージェント設定の[リモートコントロールの設定]−[ユーザー認証]に設定された認証情報、または接続先のVNCサーバに設定された認証情報を入力してください。デフォルトエージェント設定では、ユーザーIDが「system」、パスワードが「manager」の認証情報が設定されています。

また、コンピュータ側で接続要求が表示される設定の場合は、要求が拒否されると、コントローラに接続拒否のメッセージが表示されます。

ヒント

操作中のコンピュータにコントローラがインストールされていない場合は、リモートコントロール開始時に自動的にコントローラが、操作中のコンピュータにインストールされます。

ヒント

1台のコンピュータに、同時に接続できるコントローラの数は255台までです。

ヒント

コンピュータへの接続が拒否されたり、タイムアウトが発生したりした場合は、RFBで再接続を試みます。なお、接続時に、接続先のコンピュータの電源をONにするよう設定されている場合は、接続先のコンピュータの電源OFFによってRFBでの再接続に失敗(タイムアウト)したときに、Wake on LANおよびAMTによって接続先のコンピュータが起動され、再度接続を試みます。

ヒント

[機器情報]画面で選択したコンピュータがUNIXエージェントの場合は、[リモートコントロールを開始する]ボタンをクリックするとエラーになり、リモートコントロールできません。なお、Mac OSのコンピュータに対してはRFB接続でのリモートコントロールだけができます。