Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.3 コントローラの環境設定を変更する手順

コンピュータをリモートコントロールする場合に、接続方法や接続モード、コンピュータから送信されるデータの転送方法などの動作環境を変更できます。

環境設定は[環境の設定]ダイアログで変更します。設定できる項目を次の表に示します。

タブ

項目

[接続環境]タブ

  • ポート番号

  • 電源制御の有無

  • 接続失敗時のリトライの設定

  • 自動切断の有無

  • 接続モード

[高速化]タブ

  • データ転送関連(データ圧縮、暗号化の有無など)

  • デスクトップ関連(壁紙表示、アニメーションの抑止など)

  • 描画処理関連(減色、ビットマップのキャッシュなど)

  • クリップボード関連

[キーボードの設定]タブ

特殊キーの登録、送信の設定

[ログ情報]タブ

  • ログ出力の有無

  • ログ出力環境の設定

  • リモートコントロールの録画の設定

[高度な設定]タブ

  • 設定内容の保存と読み込み

  • AMTの設定(ユーザーID、パスワード)

  • キーボード、マウスの設定(マウスボタンの設定など)

  • スクロール(オートスクロールの有無など)

コントローラの環境設定を変更するには:

  1. コントローラを起動します。

  2. [リモートコントロール]ウィンドウのツールバーで[環境の設定]ボタンをクリックします。

  3. 表示されるダイアログで各タブを設定したあと、[OK]ボタンをクリックします。

設定した値が保存され、コントローラの環境設定が変更されます。

ヒント

コントローラの環境設定は、各コンピュータにインストールされているコントローラごとに適用されます。ほかのコンピュータ上のコントローラには影響しません。