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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


6.19 上位の管理用サーバに機器情報を通知する手順

複数サーバ構成の場合で、上位に新しい管理用サーバが導入されたり、接続先の管理用サーバを変更したりしたときは、自サーバが管理している機器情報を上位の管理用サーバに手動で通知します。機器情報を通知することで、自サーバと上位の管理用サーバの機器情報の整合性を回復させます。

重要

通知する機器情報との整合性を保つため、通知が完了するまで機器情報を更新しないでください。通知が完了するまで機器情報も収集されなくなります。通知が完了したかどうかは、イベント画面で確認できます。

上位の管理用サーバに機器情報を通知するには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. メニューエリアの[機器情報]で任意のグループを選択します。

  3. [操作メニュー]の[上位の管理用サーバにすべての機器情報を通知する]を選択します。

  4. 表示されるダイアログで[操作を続行する]をチェックして、[OK]ボタンをクリックします。

上位の管理用サーバへの機器情報の通知が開始されます。

ヒント

[OK]ボタンをクリックしてから実際に通知が開始されるまでには、準備のために1時間から2時間程度掛かります。準備中であれば、機器情報の通知をキャンセルできます。通知をキャンセルするには、[操作メニュー]の[上位の管理用サーバにすべての機器情報を通知する]を選択します。[上位の管理用サーバにすべての機器情報を通知]ダイアログが表示されるため、[操作を続行する]をチェックしたあと[OK]ボタンをクリックし、続いて表示される[上位の管理用サーバへの機器情報通知の中止]ダイアログでもう一度[OK]ボタンをクリックしてください。

なお、データの送信が開始されたあとは、通知をキャンセルできません。