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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


4.5 ほかの管理者のパスワードを変更する手順

ユーザーアカウントのパスワードは、セキュリティ対策として定期的に変更することをお勧めします。

ヒント

パスワードの有効期限は、セットアップ時に[その他の設定]画面で、ユーザーパスワードの有効日数として指定した日数です。有効期限の7日前からログイン時にパスワードの変更が要求されるので、新しいパスワードに変更してください。パスワードの有効期限を過ぎると、ログイン時に[パスワードの変更]ダイアログが表示されます。

割り当てられている権限によって、変更できるパスワードの範囲が異なります。ユーザーアカウント管理権限が付与されていない場合は、自分のパスワードだけ変更できます。ユーザーアカウント管理権限が付与されている場合は、すべてのユーザーアカウントのパスワードを変更できます。

ほかの管理者のパスワードを変更するには:

  1. 設定画面を表示します。

  2. メニューエリアで[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]を選択します。

  3. インフォメーションエリアでパスワードを変更したいユーザーアカウントの[編集]ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログでパスワードを変更して、[OK]ボタンをクリックします。

選択したユーザーアカウントのパスワードが更新されます。

ほかの管理者のパスワードを変更した場合、パスワードが初期化されたと見なされます。この場合、変更後のパスワードでログインした管理者は、ログイン後にパスワードの変更が要求されます。

ヒント

脆弱なパスワードを設定すると、自分のユーザーアカウントが不正に使われるおそれがあります。例えば、次のような設定方針で強固なパスワードを利用することをお勧めします。

  • 大文字、小文字、数字、記号の組み合わせである

  • 連続した文字列(12345など)ではない

  • 自分や親しい人の名前または誕生日、辞書に掲載されている単語ではない

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