1.17.3 大規模環境での運用の注意事項
大規模環境での運用にあたっての注意事項を説明します。
セキュリティ設定(自動対策)
大規模環境の運用では、リモートインストールマネージャを使用した配布で対策を実施してください。次の設定の自動対策は配布(ITDM互換)が実行されるため、自動対策を無効に設定してください。
-
更新プログラム
-
使用必須ソフトウェア
-
使用禁止ソフトウェア
ソフトウェアやファイルの配布
ソフトウェアやファイルの配布は、大規模向けのリモートインストールマネージャを使用した配布の使用を推奨します。
ネットワーク接続制御
ネットワーク接続制御リストには262,140個を超えてネットワーク情報(MACアドレスまたはIPアドレス)が登録されないように運用してください。たとえば、機器に2個のネットワーク情報が含まれている場合には、13万機器で26万個のネットワーク情報がネットワーク制御リストに登録されることになります。
ネットワーク制御リストが262,140個を超えそうな場合には、管理用中継サーバの利用を検討してください。