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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


1.8 情報漏えいが起きていないか確認する

情報漏えいが発生した場合、組織の重要データが外部に漏れるだけでなく、組織の社会的信頼の失墜につながりかねません。

情報漏えいにつながるような不審な操作があった場合は、早急に調査をして問題の有無を把握する必要があります。JP1/IT Desktop Management 2では、不審操作の発生を検知して、自動的に管理者にメール通知できます。これによって、発生した不審操作をタイムリーに調査できます。

また、情報漏えいは外部からの侵入者による情報持ち出しによっても発生するおそれがあります。もし、そのような事態が発生した場合は、コンピュータから情報が持ち出された形跡を調査して、問題の有無を早急に確認する必要があります。JP1/IT Desktop Management 2では、各コンピュータから収集した操作のログを調査できるほか、外部から持ち込まれたコンピュータがネットワークに接続された形跡を確認したり、各コンピュータの不正アクセスに関するセキュリティ設定の状況を確認したりできます。

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