5.8 コンポーネントのアップデート方法
コンポーネントとは、エージェントおよびネットワークモニタエージェントを指します。これらのプログラムには、次に示すアップデート方法があります。
- 重要
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JP1/IT Desktop Management - AgentがインストールされているコンピュータにJP1/IT Desktop Management 2 - Agentを上書きインストールする場合、JP1/IT Desktop Management - Agentのインストール先フォルダのパス長が104バイトを超えていると、インストールエラーで終了します。JP1/IT Desktop Management - Agentをアンインストールしてから、インストールしてください。
- 重要
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JP1/IT Desktop Managementのサイトサーバとして利用していた(JP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverがインストールされている)コンピュータに中継システムをインストールする場合、JP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverをアンインストールしてから、インストールしてください。
- 管理用サーバに登録されたプログラムで自動的にアップデートする
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管理用サーバに新しいバージョンのプログラムを登録し、自動配信してアップデートします。
システム全体のバージョンアップの際など、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerを含めて複数のプログラムをアップデートする場合は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの上書きインストール時にコンポーネントの自動アップデートを設定することで、新しいバージョンのエージェントおよびネットワークモニタエージェントが管理用サーバに自動で登録され、配信されます。
コンポーネントの自動アップデートの設定、および各プログラムの管理用サーバへの登録は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの上書きインストール完了を示すダイアログ、または管理用サーバの[スタート]メニューから表示する[コンポーネントの登録]ダイアログで実施できます。
- ITDM互換配布機能を使用してアップデートする
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管理用サーバにパッケージを登録し、タスクを作成して配布することでアップデートします。ネットワークに負荷が掛かるタイミングを制御したいなどの理由で、自動ではアップデートしたくない場合に便利です。自動アップデートしたくない場合は事前に管理用サーバに登録されたプログラムの自動アップデートの機能を無効にする必要があります。
システム全体のバージョンアップの際など、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerを含めて複数のプログラムをアップデートする場合は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの上書きインストール時にコンポーネントのパッケージ登録を設定することで、新しいバージョンのエージェントおよびネットワークモニタエージェントがパッケージとして管理用サーバに自動で登録されます。
コンポーネントのパッケージ登録の設定、および各プログラムの管理用サーバへの登録は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの上書きインストール完了を示すダイアログ、または管理用サーバの[スタート]メニューから表示する[コンポーネントの登録]ダイアログで実施できます。
自動的に登録されるパッケージの名称は[プログラム形名_バージョン番号_各コンポーネントのプログラム名](例:[P-CC2642-7BA4_1050_JP1_IT Desktop Management 2 - Agent])です。このパッケージを指定したタスクを追加して配布してください。タスクを追加する際は、コンポーネントが「5.6 JP1/IT Desktop Management 2のシステム全体をバージョンアップする流れ」に記載されている順番でアップデートされるようにしてください。
- ヒント
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コンポーネントのパッケージ登録が完了すると、自動登録されたパッケージ名がメッセージに表示します。同じバージョンのパッケージが登録済みの場合でも同じメッセージが表示され、上書き登録はされません。このメッセージに表示されたパッケージが登録されたかどうかは、配布(ITDM互換)画面の[パッケージ]−[パッケージ一覧]からパッケージの更新日時で確認してください。パッケージの更新日時が更新されていない場合は、パッケージの再配布は不要です。
- 提供媒体を使用してアップデートする
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新しいバージョンの提供媒体から各プログラムを上書きインストールすることでアップデートします。
上書きインストールは、「5.6 JP1/IT Desktop Management 2のシステム全体をバージョンアップする流れ」に記載されている順番でアップデートされるようにしてください。
- コントローラをアップデートする
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JP1/IT Desktop Management 2のバージョンアップに伴ってコントローラが更新された場合は、操作画面からリモートコントロールを実行したタイミングで自動的に上書きインストールされます。
なお、[スタート]メニューからリモートコントロールを実行しても、コントローラは上書きインストールされません。[スタート]メニューからリモートコントロールを実行する運用のときは、エージェントをアップデートする前に、操作画面からリモートコントロールを実行して、コントローラをバージョンアップしてください。
- 重要
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次の場合、コントローラは自動的に上書きインストールされません。
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プロキシサーバを介してJP1/IT Desktop Management 2に接続している環境で、インターネットオプションのプロキシサーバが正しく設定されていない場合
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Internet Explorerがオフラインモードになっている場合
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- 重要
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ネットワークモニタの有効化が完了する前にネットワークモニタをアップデートした場合、アップデートした機器を再起動してください。
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