5.2 エージェントを提供媒体から上書きインストールする手順
エージェントの上書きインストールを実行するには、インストール対象のバージョンが、すでにインストールされているバージョン以上である必要があります。また、Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンしている必要があります。
- 重要
-
ユーザーアカウント制御(UAC)がサポートされているWindowsのコンピュータにインストールする場合は、権限の昇格を求めるダイアログが表示されることがあります。このダイアログが表示されたときは、権限を昇格してください。
- 重要
-
インストール中にOSをシャットダウンしないでください。途中でOSをシャットダウンした場合、あとで再インストールしても正常に実行されないおそれがあります。
- 重要
-
JP1/IT Desktop Management - AgentがインストールされているコンピュータにJP1/IT Desktop Management 2 - Agentを上書きインストールする場合、JP1/IT Desktop Management - Agentのインストール先フォルダのパス長が104バイトを超えていると、インストールエラーで終了します。JP1/IT Desktop Management - Agentをアンインストールしてから、インストールしてください。
エージェントを上書きインストールするには:
-
提供媒体をCD/DVDドライブにセットします。
-
表示される[日立総合インストーラ]ダイアログで、[JP1/IT Desktop Management 2 - Agent]を選択して、[インストール実行]ボタンをクリックします。
-
インストール開始のダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
-
[インストールするコンポーネントの種別]ダイアログで、[エージェント]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
- ヒント
-
[中継システム]を選択するとエージェントを中継システムに変更できます。ただし、一度中継システムにすると、エージェントに変更することはできません。
- ヒント
-
管理用中継サーバ以外の管理用サーバ(統括管理用サーバを含む)の場合、[中継システム]を選択することはできません。この場合、エージェントだけをインストールできるため、[エージェント]が選択済みとなります。また、これを変更することはできません。
-
[インストールするコンポーネント]ダイアログで、インストールするほかのコンポーネント、サブコンポーネント、およびそのインストール方法を指定して[次へ]ボタンをクリックします。
デフォルトでは初回インストール時に選択したコンポーネントが設定された状態になっています。
-
インストールの開始準備の完了を示すダイアログで、[インストール]ボタンをクリックします。
インストールが実行されます。
-
インストールの完了を示すダイアログで、[完了]ボタンをクリックします。
エージェントの上書きインストールが完了します。再起動を要求するメッセージが表示された場合は、コンピュータを再起動してください。