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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


4.4.8 MDM連携構成

MDMシステムと連携することで、MDMシステムで管理しているスマートデバイスをJP1/IT Desktop Management 2の管理対象にして、ほかの機器や資産と同様に一元管理できます。

連携できるMDMシステムを次に示します。

製品名

バージョン

JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager

11-00、12-00

MobileIron

5.8、5.9、7.5、10

注※ リビジョンを含みます。

MDMシステムと連携して、スマートデバイスを管理するシステム構成を次の図に示します。

[図データ]

MDM連携構成を構築したら、設定画面の[MDM連携の設定]画面でMDM連携の設定をしてください。設定が完了すると、スケジュールに従ってMDMシステムからスマートデバイスの情報が取得されます。情報が取得されたスマートデバイスは発見された機器として扱われ、 JP1/IT Desktop Management 2の管理対象にできます。

MDMシステム上でスマートデバイスの情報が更新された場合、スマートデバイスの情報を取得したタイミングで、JP1/IT Desktop Management 2上の情報も更新されます。このため、MDMシステムと連携する場合は、定期的に情報を取得するようにスケジュールを設定することをお勧めします。