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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


4.3.2 ネットワークモニタの前提条件

ネットワークモニタ機能を導入するには、ネットワークを監視するためのコンピュータが必要です。ネットワークモニタ機能を導入するネットワークセグメントごとに、オンライン管理のコンピュータを1台準備して、そのコンピュータのネットワークモニタを有効にしてください。

また、ネットワークを監視するためのコンピュータに割り当てているエージェント設定の[基本設定]で、次の項目のチェックを外さないでください。

ネットワークモニタ機能は、エージェントが稼働している間だけ有効です。このため、ネットワークを監視したい時間は、ネットワークモニタを有効にしたコンピュータが稼働している必要があります。

ヒント

常にネットワークを監視するために、24時間稼働しているコンピュータのネットワークモニタを有効にすることをお勧めします。

重要

ネットワークを監視するためのコンピュータ(ネットワークモニタを有効にしたオンライン管理のコンピュータ)は、セキュリティ対策が不十分などの理由でネットワーク接続が遮断された機器からも接続できるようになっています。このため、ファイルサーバなど業務上重要なサーバは、ネットワークを監視するためのコンピュータに設定しないでください。

重要

UNIXエージェント、Macエージェント、およびCitrix XenApp、Microsoft RDSサーバはネットワークモニタを有効化できません。なお、ネットワーク接続の制御は手動での操作となります。