4.1.1　導入の流れ

JP1/IT Desktop Management 2を導入するには、システム構成などを設計して、環境を構築します。JP1/IT Desktop Management 2の導入の流れについて説明します。

1. 組織のルールの検討

   どのようなルールで組織のセキュリティを管理していくかを検討します。ここで検討した内容に基づいて、JP1/IT Desktop Management 2のシステムを設計、構築および運用します。

2. システムの前提条件の確認

   システム内に配置するサーバやコンピュータの前提条件を確認します。前提条件の確認については、「4.2　システムの前提条件」を参照してください。

3. システム構成の検討

   システムの目的に合わせてシステム構成を検討します。システム構成の検討については、「4.4　システム構成の検討」を参照してください。

4. 使用する機能の検討

   運用する環境が、使用する機能の前提条件を満たしているかどうかを確認します。各機能の前提条件については、「4.3　各機能の前提条件」を参照してください。

5. 運用前の検討

   管理対象とする機器や運用のスケジュールなど、システムの運用方法について検討します。運用方法の検討については、「4.6　運用前の検討」を参照してください。

6. データベースの検討

   運用方法に合わせて、使用するデータベースの容量を見積もります。データベースの検討については、「4.5　データベースの検討」を参照してください。

7. システムの見積もり

   流れ1〜6の内容を踏まえて、構築するシステムの見積もりをします。システムの見積もりについては、「付録A.6　性能と見積もり」を参照してください。

システム運用の流れについては、「4.1.2　運用の流れ」を参照してください。

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