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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.22.1 利用者による利用者情報の入力

管理用サーバで追加管理項目の設定を変更した場合など、オンライン管理のコンピュータで利用者情報を入力する画面を表示できます。利用者情報の入力画面を表示するかどうかはエージェント設定の[利用者への通知設定]で選択できます。

また、利用者情報の入力を要求されている場合は、タスクトレイのアイコン([図データ])のコンテキストメニューから利用者情報を入力する画面を表示することもできます。

資産管理項目の入力方法が[利用者が入力]の場合の、利用者情報を入力する画面の表示契機を次に示します。

ヒント

資産管理項目の編集、追加、または削除をしたり、[最新情報を取得する]を実行したりすると、[利用者情報の入力開始日時]で設定している日時よりも前に、コンピュータに利用者情報の入力要求が表示されます。

利用者情報は、[利用者情報の入力]画面から入力します。[利用者情報の入力]画面に表示される項目は、管理用サーバで設定された拡張情報によって異なります。

[利用者情報の入力]画面の表示例を次の図に示します。

[図データ]

各項目の入力方法について説明します。なお、*の付いた項目は、必ず情報を入力してください。

テキストを直接入力する項目

テキストは、256文字以内で入力できます。入力できる文字を確認したい場合は、[入力できる文字]ボタンをクリックして、文字情報を確認してください。

プルダウンメニューから選択する項目

プルダウンメニューから項目を選択します。選択できる項目が、ツリー型で表示される項目もあります。この項目から該当するテキストを選択してください。

[戻る]ボタン

直前のページに戻ります。項目が6つ以上の場合に表示されます。先頭ページの場合は表示されません。

[次へ]ボタン

次のページに進みます。項目が6つ以上の場合に表示されます。最終ページの場合は表示されません。

[完了]ボタン

入力した利用者情報を管理用サーバに通知し、[利用者情報の入力]画面を閉じます。必ず入力する項目が未入力の場合は、入力を要求するメッセージが表示されます。

[キャンセル]ボタン

入力情報がキャンセルされます。

[入力できる文字]ボタン

入力したい項目をポイントしてこのボタンをクリックすると、該当する項目で入力できる文字が表示されます。

入力できる文字の説明の表示例を次の図に示します。

[図データ]

入力できる文字の説明を非表示にする場合は、再度[入力できる文字]ボタンをクリックしてください。

利用者情報の入力開始の日時を指定している場合で、指定した日時を経過していないときに、利用者のコンピュータでWindowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Agent]−[利用者情報の入力]を選択すると、次の画面が表示されます。

[図データ]

なお、Citrix XenApp、Microsoft RDSサーバの場合は、利用者情報を入力する画面は表示されません。