Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.15.1 出力されるイベント

JP1/IT Desktop Management 2の運用中に、機器の発見、資産の登録、セキュリティポリシーの判定など、何らかの事象が起きるとイベントが出力されます。出力されたイベントはイベント画面で確認できます。

イベントは、その内容によって次の3つの重大度に分けられます。

[図データ](緊急) 

すぐに対策が必要なイベントです。イベントの内容を確認して早急に対策してください。

[図データ](警戒) 

すぐに対策する必要はありませんが、いつかは対策が必要なイベントです。イベントの内容を確認して、必要に応じて対策してください。

[図データ](情報) 

システムの処理結果に関するイベントです。対策は不要です。

イベントの内容によっては早急に対処が必要な場合があります。重大度が「緊急」、「警戒」の優先順位でイベントを確認し、エラーの内容から原因を特定して対処してください。ホーム画面の[イベントの状況]パネルですべてのイベントの個数と、イベント種類ごとの個数を把握できます。また、ダイジェストレポートで未確認のイベントの個数を把握できます。

なお、イベントが発生したら、管理者にメールで通知するように設定できます。

ヒント

表示されるイベントの最大数は、管理対象のコンピュータ数×250+10,000で算出されます。イベントの発生件数がこの値を超えた場合、古いイベントから順に上書きされます。過去のイベントを保存しておきたい場合は、バックアップを取得してください。

関連リンク